仕事中に果てしなく Google Chat をしている人を除けば、オンラインチャットのほとんどは子どもたちが楽しんでいます。しかし大人も安全なチャットの基本について知っておく責任があります。そうすれば子どもたちに教えることができます。オンラインチャットが危険な娯楽になり得ることを子どもたちに分からせるのは難しいかもしれませんが、そうするのに役立つ5つのヒントをお知らせします。
- 個人情報を守る:オンライン ID に実名を使わないでください。またチャット中に、個人を特定する情報や位置情報を書き込んではなりません。そのような情報には姓、あなたの写真、学校名、よく出かける場所、住んでいる地域や町名などの位置情報が含まれます。特に、詳細な住所を明かさないことです。
- 誰も信用しない:友達とオンラインで話すのに問題はありませんが、オンライン上で出会う人は、別人を装っている可能性があることを知っておいてください。オンラインでしか知らない人と決して直接会わないでください。相手が誰であるかを間違いなく知っていると思う場合でも、悪意のある人は別の人格を作り上げて子どもをだますなどお手のものであることをおぼえておきましょう。
- チャットルーム対インスタントメッセージング:常に安全なチャットルームを使うようにしてください。しかしモデレーターが監視しているからといって絶対安全なわけではなく、誰かがふさわしくない会話を始めたり、あなたが不快に思うような言葉を発したりするのを止められるわけではありません。そして IM チャットも必ずしも安全ではありません。知らない人からのチャットの招待を受けないようにしましょう。また IM やチャットのパスワードは、友達も含めて、絶対に誰にも教えてはなりません。
- 親に話す:親は子どもがどのようなチャットルームを使っているか、そしてどのような種類の会話がふさわしいものであるかを子どもと話す必要があります。子どもと親の双方が直接知っている相手とのチャットだけを許可するのが安全なやり方です。チャットが不快なものや不適切なものになった場合は、子どもたちが親に気兼ねなくそう言えるようである必要があります。
- 隙を見せない:オンラインチャットの場合、絶対に隙を見せてはなりません。世の中には子どもをだまして信頼を勝ち取るのが得意な悪意のある人が山ほどいるのです。ですから親と子どもの双方が、誰とチャットしているのか、何を話しているのか、どのような情報が共有されているのかに常に気を配っている必要があります。 カスペルスキー インターネット セキュリティのような製品に搭載されている「保護者による管理」システムを利用すれば、ルールを守らせるのと同時に子どもの安全を守るのに役立つでしょう。