Wi-Fiにリスクあり、リスク回避の手段あり

Wi-Fiネットワークは安全でないことがしばしば。ログイン情報などを盗み取ろうと目論む犯罪者たちは、保護されていないWi-Fiネットワークへ接続しにくる人たちを、カフェやホテルのラウンジで待ち構えています。

連休の多いこの秋、旅行に出かける機会もたびたびありそうです。スマートフォンやラップトップなどのデバイスを持たずに出かける人は、まずいないのでは?公共のWi-Fiネットワークがあれば、いつものようにSNSやニュースをチェックできますし、必要な作業もできます。しかし、これが大きな危険をはらむものだと意識する人は、ごく少数派のように思われます。

無線ネットワークは保護されていないことが多々あり、攻撃者にとって格好のスポットになっています。カフェやホテルのラウンジなどをうろうろして、手近なホットスポットへ接続しに来る人を待ち構え、ひっそりとログイン情報などを盗むのです。

スマートフォンやラップトップを持ち歩き、頻繁にネットを利用するのであれば、デバイスのセキュリティが冒されたときのリスクを知っておきましょう

こうした罠にかからないためには、必要に迫られたとき以外は保護のかかっていないWi-Fiに接続しないこと。そして、保護がかかっているWi-Fiであっても、金銭に絡むアカウントには決してログインしないこと。これは鉄則です。ここに、強固なセキュリティ手段を持っておくこと、も付け加えておきましょう。2015年バージョンのカスペルスキー インターネット セキュリティ(カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティのWindows対応版)には、旅先でデバイスやデータを守ってくれる機能が搭載されています。

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そのうちのひとつは、無線LAN安全診断機能です。接続しようとしているWi-Fiネットワークの安全性をチェックし、「接続にぜい弱性がある」「パスワードが保護されない状態で転送される」などの危険性を知らせます。カスペルスキー インターネット セキュリティはまた、きちんと保護するためのセキュリティ設定をアドバイスし、接続しようとしている公共ネットワークのリスクを評価します。

旅行中にどうしても銀行やクレジットカードのアカウントにログインする必要に迫られたときは、ネット決済保護機能の出番です。Webサイト、あなたのシステム、使っている接続の安全性を確認して、オンライン決済を保護します。家族旅行なら、子供のネット利用にも注意を払いたいものです。アクセスしてよいWebサイトを指定しておき、ネット漬けにならないようにネット利用時間の制限をかけるなら、カスペルスキー インターネット セキュリティのペアレンタルコントロール機能「保護者による管理」が役立ちます。

ヒント

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