新しいモバイルデバイスを守る5つの方法

買ったばかりのモバイルデバイスをクリーンな状態で使い続けるためのヒント。

年末はクリスマスの余韻に浸りながらプレゼントの新しいオモチャで遊ぶ、そんな過ごし方をされる方も多いのではないでしょうか。

そうした人たちにとって、年末は新しいモバイルデバイスの慣らし運転の期間です。しかし、新品のスマートフォンを持って現実世界へ突入し、アプリをダウンロードしたり音楽のストリーミングを楽しんだり、(誰もがそうであるように)お気に入りのオモチャで夢中になって遊ぶ前に、自分を守るための方法を身につけましょう。すなわち、デバイスとデータを守ろうということです。その方法は、次のとおりです。

  1. ロックをかける:パスコードでデバイスをロックしてください。この基本的なセキュリティ対策を行っていれば、盗難または紛失しても、拾った相手が普通の人であれば、ダウンロードしたコンテンツやメールアプリ、ソーシャルメディアクライアントなど、デバイス内に保存されたすべてのデータからあなたの私生活がのぞき見られることはないでしょう。
  2. リスクを軽減する:そもそも、重要な情報を大量に携帯電話に入れて持ち歩くべきではありません。もちろん、ファイルをいくつか入れておく分には構いませんが、個人情報であれ仕事関連であれ、絶対に紛失してはならないような重要な情報の格納庫として、携帯電話を扱ってはなりません。それは、ハードディスクや保護されたサーバーの役割です。
  3. コーヒーショップ攻撃に注意する:目覚めのコーヒーを飲むためにカフェへ入り、スマートフォンを(ホテルや空港、その他の公共無線接続サービスをすべて含む)ローカルの無線Wi-Fiスポットへつなぐ前に、リスクを思い出してください。こうしたセキュリティのないネットワークは、ハッカーの理想郷です。ハッカーの多くはパスワードやその他の重要な情報を狙って、このような場所に罠を仕掛けます。VPNなどのデータ暗号化サービスのほか、メールやアプリの保護オプションを利用してください。もっとも、一般的な対策は、公共ネットワーク上で重要なデータを扱わないことです。
  4. アプリを賢く使う:アプリをダウンロードするのであれば、全アプリに対して悪意がないかどうか、また適切で安全なプロトコルが使われているかどうかを厳しく審査しているような、App StoreやGoogle Playなどの信頼できるソースからにしてください。その場合であっても、ダウンロードするアプリがどのような許可やアクセス権限を要求しているかも注意してください。知らない第三者からアプリをダウンロードすることは、デバイスのコントロールを失う最短ルートです。
  5. アンチウイルス製品を検討する:モバイル向けのアンチウイルス製品は、まだ広く認知されておらず、一部のプラットフォーム(特にApple社の iOS)では不要だという主張が展開されています。しかし、モバイルデバイスを標的とするマルウェアがますます増加する中で、デバイスを守るためのプログラムも妥当なペースで増えています。そこで、インストールを検討してみてはいかがでしょうか。かっこよくはないですが、入れておいてよかったと思える日がくるかもしれません。
ヒント

ホームセキュリティのセキュリティ

最近では様々な企業が、主にカメラなどのスマートなテクノロジーを活用したホームセキュリティサービスを提供しています。しかし、セキュリティシステムは侵入者からの攻撃に対してどの程度セキュアなのでしょうか?