Sound of Safety:あなたにとって「安心」とはどんな音?

さまざまな人が挙げた「安心」の音を、世界各地のDJが楽曲にしました。

変な質問かもしれませんが、あなたにとって「安心」とはどんな音ですか?

安心とは、測定可能なものというより、フィーリングです。とても安全とは言えない環境の中で安心を覚えることがある一方、何の心配もない状況なのに不安を感じることもあります。「音」は時に安らぎを与えてくれ、時に不安を与える存在です。

Kaspersky Labでは、どのような音を聞くと安心を覚えるか、さまざまなジャンルの人々に問いかけました。たとえば、F1ドライバーのセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)氏とキミ・ライコネン(Kimi Raikonnen)氏、ブリッツチェス(早指しチェス)の世界チャンピオンであるセルゲイ・カリャーキン(Sergey Karjakin)氏、セキュリティリサーチャーの方々、Kaspersky Lab社員…彼らがそれぞれ思い描いたのは、実に異なる音の数々でした。挙げられた音は、世界各地のDJたちによって「音楽」となりました。

ゆったりとしたサウンドやハウスミュージックなど、バラエティ豊かな音楽の数々は、当社のパートナーであるDiamondhouse Recordsによって1つのアルバムにまとめ上げられました。アルバムをプロデュースしたクリス・サウアー(Chris Sauer)氏は次のように述べています(リンク先は英語)。「音楽には感情を揺さぶる何かがあります。音楽というものは、良くも悪くも感情を呼び起こす音を探る、申し分のない手段なのです。人々に安心感を覚えさせる音をもって、音楽の力を試し、リスナーの反応を確かめる、…実に素晴らしいチャレンジでした!」

楽曲を提供したブルガリアのプロデューサー、Artoneはこう語っています。「楽曲に自然音を使うという縛りは、あまりないやり方です。しかし実際、時間をかけて音と向き合ってコンセプトの中に取り込めば、日常の音でどれだけのことができるか証明されました。間違いなく、他にはない特別なプロジェクトでした」

このアルバム『Sound of Safety』は、各種デジタルポータルサイトでリリースされています(リンク先は英語)。収録曲の1つ、Artone and Boyanによるリミックスを以下にご紹介します。

 

このほか、以下のアーティストによるリミックスが収録されています。

  • Schedule 1(韓国)
  • DJ Superjam(米国)
  • DJ Favorite(ロシア)
  • Falko Niestolik(ドイツ)
  • DJ Lykov(ロシア)
  • Artone and Boyan(ブルガリア)
  • Akadian(英国)
  • Eddie Amador(米国)
  • Dubtal3nt(オーストリア)
  • Dany Cohiba(スペイン)

セキュリティ企業である当社にとって、安全と安心の心理的側面は重要です。人々を不安にするものについての理解が深まれば、より効果的な保護を講じることができます。安全だという錯覚は、コンピューター利用者に軽率な判断をさせることがあります。しかし、不安の与える錯覚についても同様です。

まさにこうした考えのもと、当社ではこれまでに、人々のセキュリティを脅かしかねない心理的要因や不安、そしてストレス要因をより深く理解するべく、スマートフォンとの感情的な結びつきや、デジタル健忘症デジタルデバイスがもたらす不安ネットいじめについて調査を実施してきました。詳しくは、各リンク先をご覧いただければと思います。

それでは、「安心のサウンド」から作り上げられた音楽をお楽しみください。

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