2016年7月26日

サイバーセキュリティ的:ポケモンGOを楽しむために

アドバイス セキュリティ ヒント モバイル

7月22日、日本でもついにPokémon GO(ポケモンGO)が配信開始されました。待ちに待ってすっかり温まった日本市場へのリリース。リリース直後の週末は、町中にトレーナーがあふれました。普段は人気の無い公園などにも人だかりができたり、徹夜でモンスターをゲットしまくった猛者たちがいたり。
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ところで、このゲームは位置情報(GPS)をベースにしており、そのうえポケモンを探しながら長時間プレイするので、とてもバッテリーを食います。充電は大問題です。また、長時間プレイするとなれば、パケット量も気になるところ。パケット使用量を抑えるため、使えるところではWi-Fiを使いたくなります。

しかし、バッテリーの充電とWi-Fiの利用には、意外な危険が潜んでいます。

バッテリー充電

ポケモンGOの設定には[バッテリーセーバー]という項目がありますが、このオプションをオンにしてあっても、長時間プレイすればバッテリーは減ります。

バッテリー充電ができる場所といえば、携帯電話のキャリアのショップがまずは間違いありません。他にもカフェやファーストフードの店舗、ネットカフェや漫画喫茶、駅や空港の構内などなど、さまざまな場所で電源を提供しています。

中にはUSBポートにケーブルを差し込むタイプの充電スポットもありますが、ここで注意が必要です。USBポートは電気だけではなくデータも通します。つまり、USBポートの向こう(にある何か)からスマートフォン内のデータが見られてしまうかもしれませんし、逆に、USBポートの向こうからマルウェア(ウイルスなど)がスマートフォンに送り込まれてくる可能性もあります。

電気だけチャージするには、USBポート付きACアダプタをコンセントに差し込んで充電するとよいでしょう。一番良いのは、モババ(バッテリー充電器)を持ち歩くことです。

Wi-Fi利用

無料で使えるWi-Fiは、あちこちで見かけます。とても便利ではありますが、利用には注意が必要です。

ネットワークの提供元が不明な無料Wi-Fiの使用は避けましょう。カフェやホテルが提供するWi-Fiならば、そのカフェ(またはホテル)がIDとパスワードをお知らせしているはずです。IDもパスワードも必要ないWi-Fiネットワークは、悪意ある人が設置したネットワークかもしれません。通信データを盗み見られたり、マルウェアに感染させられたりする可能性があります。

なお、提供元が明らかなWi-Fiであっても、通信が暗号化されていないものや暗号化が弱いものについては、通信データを見られる危険があります。ゲームプレイくらいなら大きな問題にならないかもしれませんが、オンラインバンキングやネット決済などは行わないようにしましょう。

安全にネットワークを使うには、モバイルルーターを使うか、パケットのことは覚悟して携帯電話回線(3G/4G)を使うのが無難です。

トレーナーの皆さんへ

最後に、とても大切なことを。ゲーム配信元のNianticから出ているガイドラインを、ぜひ読んでみてください。技術的なこと以外で私たちからお伝えしたいことが、ほぼすべてここに詰まっています。