Kasperskyファンクラブ、13周年

2019年9月11日

誰かと話しているとき、Kasperskyにファンクラブがあることに触れると、すぐにこう尋ねられる。「どうしてです?なぜまた、アンチウイルスの会社にファンクラブが?」。理由はいくつかある。我々がアンチウイルス製品を作り出して以来、長いこと経っているから。我々が楽しくて面白いことを常に積極的に行っているから。そして、Kaspersky の社員ではなくても当社の活動に参加したいと考える人々がいるから。それに、ファンクラブがあるのは単純にすごいことだから。

すべては13年前にさかのぼる。コンピューターセキュリティ業界のいたるところで賞賛されたKaspersky Anti-Virus 6.0をリリースした頃のことだ。我々は毎日のように、新しいビルドをフォーラムに投稿していた。フォーラムには何十人ものボランティアがいて、この荒削りだが前途有望なコードをすぐにダウンロードし、インストールし、動作をテストしてくれた。私が思うに、当時彼らの主なモチベーションとなっていたのは、バグ報告や希望する機能リストの形で意見を送れば開発者たち(開発チームはもれなく全員フォーラムを見ていた)がすぐに製品に反映してくれる、という実感だったのではないだろうか。利用者たちは名の知れたソフトウェア製品の見た目、動作、行く末について自分の意見を表明できることを楽しんでいた。

現在でも、当社の製品開発にはこのような人々の力が働いている。当社のR&D部門は毎年、製品の新バージョンをテストしている。当社の製品は今では大変数が増えて多様化が進んだが、当社ファンクラブのボランティアたちは今も、このテストプロセスに参加してくれる。彼らは最新ビルドをいじり回し、新機能を試し、バグを見つけることを楽しんでいる。だから彼らはこの種のクローズドベータテストに参加してくれるのだ。それに、他の人よりも数か月早く新製品を使う機会があるというのは、なかなかないことでもある。しかし、我々は協力者を称賛するだけで済ませようとしているのではない。まだ続きがある…。

当社のファンたちは当社製品の熱烈な愛好者であり、製品を積極的に広めてくれる。Facebookのどこかで、当社の社員でも広告会社に雇われたサクラでもないのは明らかなのに、当社製品の保護のレベルや当社の透明性の原則について高く評価する内容を投稿している人を見かけるかもしれない。その人は、ファンの1人なのだ。中には、年間10万人もの新規顧客を連れてきてくれる人たちもいる。

ファンたちは当社製品を知り尽くしていて、他の人々が当社ソフトウェアの設定で困っているのを助けることができる。そしてそのような姿はフォーラムやSNS上でしばしば見られる。実に嬉しいことだ。そうした人々がサポート事案を年に何千件も解決してくれるおかげで、当社のテクニカルサポートはかなり助けられている。

これが最初の質問である「どうして?」に対する回答だ。ファンクラブがあることで、当社は本当に大きな恩恵を受けている。しかし、このような質問もよく投げかけられる。「積極的なファンになりたがる人がいるのは、どうしてなんでしょうね?よそのアンチウイルス製品のために勤め先でもない会社の活動に、なぜ多くの時間を割いてまで参加するんでしょうか?」

この質問への答えは4つから成る。まずは1つ目。

同じ興味を分かち合う人々との交流は楽しい。友達になり、自分たちの好きなことをする。我々はほんの少し手を貸すだけだ。たとえばミーティングを設定したり、懇親会を開いたり、旅行に出かけたり。

そして2つ目。

Kaspersky社員との交流の場は、ファンクラブのWebサイト内に限定されない。活動的で疲れ知らずのファンたちを、我々はしょっちゅうオフィスに招いている。数週間前には、ファンクラブ13周年を記念し、熱心に活動しているファンたちを招いて会合を持った。彼らは関係者から直々に最新ニュースを入手し、R&D部門、技術サポート部門、ブランドマーケティング部門、そしてソーシャルメディア分析部門の上層部と差し迫った課題について話し合った。開発者と直接会って話すことには大いなる価値があるものだ。

そして3つ目。

よく働く人は、よく遊ばなければならない。これは、報酬を受け取らずに好きでやっている仕事にも当てはまる。そこで、少なくとも年に1度、大きく貢献してくれたファンたちが集って旅行に出かける。たとえば今年は、当社社員とファンの何人かでアイスランドへ行った。氷河を満喫し、ラフティングの途中で氷のように冷たい川に飛び込み、かの有名なブラックサンドビーチに足跡を残し、大型のジープに乗って火山(死火山。活火山を歩くのは私のようなどうかした人間くらいだ)の噴火口の縁を巡り、6mの高さから流れ落ちる滝の裏側を歩き、ゲイシール(Geyser)間欠泉でうっかりびしょ濡れになった(間欠泉のことを英語で「geyser(ガイザー)」というが、元々はアイスランドにある特定の間欠泉を指す固有名詞だった)。

そして4つ目。私の姓と同じ名前を持つ(いいことだ!)この会社は、セキュリティ製品だけではなくオリジナルグッズも製造している。たとえば、こうだ。

ファンたちが写っている写真をよく見てほしい。彼らは何か見覚えのあるものを身につけていないだろうか。今っぽいプリントのTシャツだったり、しゃれたバックパックだったり。ファンクラブのメンバーには、アクティビティ(ベータテスト、製品の推薦、調査への参加など)に応じてファンクラブポイントが付与される。貯まったポイントは、当社製品やグッズと交換できる。ちなみに、グッズは毎年新しくなる。そのため、その人がどれくらい前からファンクラブの一員なのか、身に着けているTシャツやバックパックやその他グッズを見れば簡単に分かる。今年、ファンクラブのメンバーからの質問で一番多かったのは、「Kasperskyのリブランディングによって、こういうグッズ類はどう変わりますか?」というものだった。アイスランドの写真を見てもらえれば、その質問の答えが少しばかり分かると思う。全部を知りたければ、ファンクラブのメンバーになるしかない!(リンク先は英語サイト)

このように、当社はファンクラブから多大な恩恵を受けており、ファンクラブのメンバーは当社と共に良き時間を過ごしている。これぞ真の共生だ。そして、このファンクラブはもちろん、誰でも歓迎のオープンなコミュニティだ。興味を持った方はぜひ参加してほしい(英語サイト)。