インターネットガバナンスフォーラム、透明性、そしてストーカーウェア

Kasperskyは、第15回インターネットガバナンスフォーラム(IGF 2020)に参加いたしました。

インターネットの誕生から半世紀が経った今、私たちは短期間のうちに歴史的、そして世界的な変化を目の当たりにしています—それも、実世界とデジタル世界の双方で。そのことを今一度思い出すことには意義があります。

この状況の中で迎えた第15回インターネットガバナンスフォーラム(IGF 2020)では、データ、環境、多様性の受け入れ、そして信頼に焦点を当てたセッションが200以上開催されました(英語サイト)。COVID-19の影響によりオンライン開催となった今年のフォーラムでは、インターネットセキュリティに関するラウンドテーブルにユージン・カスペルスキー(Eugene Kaspersky)も参加しました。

サイバーセキュリティおよび透明性に関するユージンのトークのほかにも、優れた議論が数多くありました。グローバル調査分析チーム(Global Research and Analysis Team:GReAT)のフェリックス・エメ(Felix Aimé)ほかKasperskyのメンバーは、ストーカーウェアについて有識者と話し合いました(英語サイト)。ストーカーウェア対策として取り得る方法のほか、当社を含む各所の調査チームはストーカーウェア問題の認知をいかに広げることができるのかについて、意見が交わされました。

ストーカーウェアとは何か、どういった機能を持つのかなど、ストーカーウェアの詳細については、Coalition Against StalkerwareのWebサイトをご参照ください(リンク先は英語)。

このほか「サプライチェーンにおける信頼」という、非常に厄介な問題があります。具体的には、世界的なサプライチェーンにおける信頼をいかにして確保するか、という問題です。

本イベントを通じ、関係者(民間企業、各国政府、個々の市民)の献身は、実に際立っていました。誰もが、より安全でより開かれたインターネットへ向けて、たゆまぬ努力を続けています。

ほぼ同時期に、当社では信頼、透明性、そして未来について検討する、Global Transparency Initiativeに関するイベントを開催しました(英語サイト)。本イベントでは、信頼は開示性と透明性を通じて得られるのだという考え方、また、信頼の崩壊は当然のものではないのだということについて話し合われました。残念なことに、インターネットの分断について話や、インターネットのバルカン化は世界中の人々や企業に何をもたらすのかといったは、折りに触れ目に入ってきます(リンク先はいずれも英語)。未来がそんな姿であってはなりません。

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