KIPS
高度化したサイバー脅威は、近年、組織にとってビジネス上のリスクの一つとして無視できない存在となっています。
サイバー攻撃を受けた場合に、セキュリティを確保するともに、ビジネス継続性・生産性をどのように保つべきか。これを、シナリオに基づいたゲーム形式の演習として学習いただけるように開発されたのが、Kaspersky Interactive Protection Simulation（KIPS：キップス）です。
現実にサイバーセキュリティインシデントが発生した場合、対応を迫られるのはIT部門やセキュリティ部門だけではありません。現場の生産ラインを統括する部署、対外的対応を取る部署、高度の意思決定者など、多くの人々がさまざまな要素に対応し、判断していくことになります。KIPSの特徴は、単純にサイバーセキュリティインシデントへの対応だけでなく、業務継続性や生産性を維持しながらのサイバーセキュリティ確保という、総合的な視点を備えたところにあります。また、チームごとに競うというゲーム的要素も、特徴の一つです。
このたび、カスペルスキー主催でこのKIPSの Championship日本大会2023を2023年7月20日に開催いたします。各企業、団体様にて1組3名以上のチームを組んでいただき、実際にKIPSにご参加いただく大会となっております。これまでに、浄水場、発電所、一般企業、自治体、銀行、石油ガス、運輸、GDPRの各シナリオを提供しておりますが、今回実施するシナリオは、当日に発表いたします。
ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
KIPS Championship 日本大会 2023
＜終了しました＞
○ 開催概要
- 開催日時：
2023年7月20日（木）14:00～16:30
※オンラインのみによる実施です。
※終了後に、振り返りを実施します。
- 申し込み締め切り：
2023年7月6日（木）18時着分まで - 参加費：無料
- 募集チーム数：
25チーム（1チーム3名以上） - 参加方法：
以下を記載のうえ、メールにてお申込みください。
・宛先：KIPS Championship 日本大会 2023事務局 （jp-event-info@kaspersky.com）
・件名：「KIPS Championship日本大会 2023 参加希望」
・チーム名：日本語で最大10文字まで（重複した場合は、別途変更をご依頼します）
・チームメンバー：参加者のお名前とメールアドレスを3名分以上、ご記載ください。※3名に満たない場合はご参加いただけません
・所属：参加者が所属する企業名や組織名
〈注意事項〉
- 1チーム3名様以上でご参加いただきます。
- 当日はインターネット環境が必要となります。また音声のやり取りが発生しますので、お話が可能な環境でご参加ください。
- お申込みが多数の場合は、抽選となります。ご当選され当日ご参加いただく方には、7月7日までにご連絡いたします。
- 本大会およびKIPSに関するご質問・お問い合わせは、KIPS Championship 日本大会 事務局（jp-event-info@kaspersky.com）までお願いいたします。
Kaspersky Interactive Protection Simulation （KIPS）とは
- KIPSはゲーミフィケーション理論に基づいて開発された、ゲーム形式の対サイバー演習です。高い没入感によって短い時間の演習で高い学習効果が得られるように設計されており、サイバー攻撃を受けている企業や組織の運用上のリスクや、投資に見合った有効な対策が学べるようになっています。
- 参加者はグループに分かれ、条件や指示が書かれた複数枚のカードと決められた予算、作業時間を有効に使い、発生するインシデントに対応しつつ5週間という仮想期間内での生産高を競います。ゲーム終了後には、どのような対策が適切だったのか、また攻撃者のシナリオと各グループの打ち手を比べながら、参加者全員がゲーム上で発生した事象に対する考察と理解を深めます。
- ゲームは組織のセキュリティ担当者だけでなく、経営者や重要インフラの現場担当者を含むあらゆるレベルの関係者を対象としており、サイバー脅威への共通の理解を深めることが可能です。
- 結果はスコアで表されるため、サイバーインシデントへの対処能力の可視化が可能です。実施に必要な時間は約2時間です。
○参考
- 2023年 KIPS Championship日本大会の振り返りについて、詳しくはこちらのブログをご覧ください。
- 2022年 KIPS Championship日本大会 – 開催概要および大会結果
ヒント