今さら言うまでもないことですが、改めて警告します。たとえどのような状況であっても、オンライン上にデビットカードやクレジットカードの写真を掲載することは、絶対にしてはなりません。ただでさえクレジットカード詐欺を防ぐことは難しいのですから、攻撃者が望む情報を簡単に手に入れやすくするような行為は、是が非でも避けなければなりません。インターネットでデビットカードやクレジットカードの写真を取得できるなど、攻撃者の仕事をやりやすくするだけです。
言われなくても当たり前だと思われるかもしれませんが、今年の夏、あるTwitterアカウント(@NeedADebitCard)が話題になったのはご存じでしょうか。このアカウントは、クレジットカードやデビットカードの写真を自ら公開したツイートを次々とリツイートしたのです。アカウントが最も注目されたのは7月頃ですが、今でも人気は衰えず、このブログの掲載時点で11,000人以上がフォローしています。アカウントのツイートは秋に入ってからペースを落としていますが、それでも9月には12以上のツイートが投稿され、そのほとんどは世界中に堂々とカード写真を掲載しているツイートのリツイートでした。
悪いことに、Twitterで起こっている事象は、Facebookでも同様に発生している可能性があります。Twitterよりも登録者数の多いFacebookで。
最後にもう一度、警告します。絶対にカードの写真を掲載しないでください。約束です。