Facebookの顔認識機能:プライバシーを守るために知るべきこと

映っている人を写真にタグ付けできるようにする、Facebookの顔認識機能。プライバシー侵害の懸念は、ここで紹介する設定で払拭しましょう。

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Facebookは先般、写真の顔認識機能を復活させると発表しました。また、Facebookサイトに新機能が追加されたときによくあることですが、プライバシー擁護者らは、この最新の機能がFacebook上で個人のプライバシーを侵害するのではないかと懸念しています。

Facebookが最初に顔認識を取り入れたのは2010年のことで、昨年いったん廃止されましたが、先月復活することが発表されました(欧州では見送られました。昨年、この機能のために規制機関との間でさまざまなトラブルを抱えたためと見られます)。この機能は友達と写っている写真に簡単にタグを付けられるようにするためのものですが、考えられる問題点は、タグ付けされたくない写真でも付けられてしまうことや、そもそも写されていることにさえ気付かなかった写真にタグ付けされてしまう可能性があることです。

Facebookではよくあることですが、あなたには自動的にこの新機能が適用されています。幸いなことに、もしあなたがオンラインでのプライバシー保護と匿名性について心配しているようであれば、他の人があなたの写真をアップロードしたときに情報を付加できないように、機能を無効にすることが可能です。その方法を紹介しましょう。

[プライバシー設定]画面から左カラムの[タイムラインとタグ付け]を選択します。[他のユーザーによって追加されたタグやタグの提案の管理]の[あなただと思われる写真がアップロードされたときにタグ付けの提案が表示される人]で[編集]をクリックします。[友達]と[非公開]の2つのオプションがあります。ただし、見知らぬ人があなたの写真を撮ってあなたをタグ付けできる可能性がまったくないとは言えません。Facebookもいずれその抜け穴に言及するかもしれません。今のところは、あなたが好きな方のオプションを選んでおきましょう。

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