これまで、当社のアンチウイルス製品を目的に合わせて設定する方法をいくつか紹介してきました。USBメモリを自動スキャンする方法、子どもがアクセスできるWebサイトを制限する方法は、もうおわかりですね。
しかし、一般的な機能を使うときでも混乱してしまうときがあります。たとえば、USBメモリをスキャンしないままUSBメモリからファイルをコンピューターへコピーしてしまったとき、どうしよう?信頼できないWebサイトからファイルをダウンロードしてしまったときは?こうしたファイルを簡単にスキャンし、信頼できるかどうかを確認する方法はないものでしょうか?
簡単にスキャンできる方法は、あります。カスペルスキー インターネット セキュリティ(カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティに同梱)がインストールしてあって動作中であれば、チェックしたいファイルの名前を右クリックして[スキャン]を選択するだけです。スキャンの進行状況は[タスク マネージャー]ウィンドウに表示されます。
また、気になるファイルのレピュテーション(評判)をKaspersky Security Networkで確認するのも、クリック1回でできます。Kaspersky Security Networkにはファイルの評判を評価した最新情報があるので、最近出てきたファイルやプログラムについても確認することができます。
レピュテーションをチェックしたいファイルを右クリックして[危険ファイル診断]を選択してください。表示されたウィンドウには、以下の情報が表示されます:
- メーカーの名前
- アプリケーションコントロール機能またはKaspersky Security Networkユーザーの多数によって定義された、このファイル/アプリケーションの分類
- このファイル/アプリケーションを使っているKaspersky Security Networkユーザーの数
- Kaspersky Security Networkデータベースに登録された日
- ファイルのパス、バージョン、作成/更新日、サイズ
- デジタル署名の情報(デジタル署名がある場合)
- このアプリケーションがよく使われている国
このウィンドウから、ファイルのスキャンを開始することもできます。