2017年3月3日

アドバイス:小学生(6~11歳)の保護者の皆さんへ

ヒント プライバシー 特別プロジェクト 脅威

現代の親は、数々の難しい問題に向き合いながら、答えを出そうとしています。「PCとの付き合い方を子どもに教えるには?」「子どもの年齢に合ったソフトウェアはどれだろう?」「不適切なコンテンツを見せないように、そしてネット中毒にならないようにするには、どうしたら?」「子どものうっかりミスから、どうやってデータやお金を守ったらいい?」。こうした悩みの解決に役立つヒントを、Kaspersky Dailyではシリーズでお届けします。0~5歳の子を持つ保護者向けのアドバイスはこちら、12~14 歳の子を持つ保護者向けのアドバイスはこちらをご参照ください。子どもの年齢にかかわらず、シリーズを通してお読みになることをお勧めします。

6歳から11歳まで:インターネットの世界に飛び込む時期

小中学生ともなれば、自分専用のデバイスを持っている子も多いでしょう。ソーシャルネットワーク(SNS)に初めて接する時期であり、活発にネットをあちこち見て回ってさまざまな画像や動画に遭遇するようになります。また、ゲームに「どっぷり」はまり、娯楽にお小遣いを使いたくてしかたなくなる時期でもあります。この年代の子どもは精神的に大変傷つきやすいので、何よりも大切なのは、新しいテクノロジーをどんどん習得させることではなく、教育と育成です。思春期はもう少し先ですし、難しい話を理解するだけの自我が芽生える年頃ですから、この時期をできるだけ活用するようにしましょう。

技術的な手段

  • まず、アンチウイルスソフトウェアを使うようにしましょう。まだインストールしていない場合は、お早めに。もうじき、インターネットを使ってゲームをしたり、宿題の調べ物をしたり、友達同士で連絡を取り合ったりするようになりますが、物事を批判的に考える能力がまだ十分に育っていない年頃ですから、目立つリンクをついクリックしてしまいがちです。このような目立つリンクは、クリックしてしまうと面倒なことになりかねません。
  • ペアレンタルコントロール機能を使って、ネットやデバイスの利用時間を制限しましょう。ただし、こういったテクノロジーは娯楽だけでなく学習にも使えますから、あまり厳しくし過ぎないようにしてください。ゲームやメッセージングアプリなど、一部のプログラムだけに制限を設けるといいでしょう。
  • 不適切な内容を含むWebサイトにアクセスできないように設定しましょう。これにも、ペアレンタルコントロール機能が使えます。
  • 親子ともAppleデバイスを使っている場合、「ファミリー共有」機能を使いましょう。この機能を設定しておくと、子どもがApp Storeで何かしようとしたとき、必ず親の承認が必要になります。
  • アプリ内購入を制限することもお忘れなく。
  • 小学生になると、親と離れて行動することが増えてきます。ペアレンタルコントロール機能を使用して、子どもの居場所を突き止められるようにしておくことが大切です。
  • 子どもが使っているすべてのSNSに自分もアカウントを登録し、子どもと友達になっておきましょう。

伝えるべきこと

  • ウイルスやフィッシング、「超すごい!」コンテンツだと期待させるような悪意あるURLなどの「デジタル世界の危険から身を守る方法」を、説明してあげましょう。今が絶好のチャンスです。
  • さまざまな風評被害の危険性について教えてあげましょう。インターネットに投稿した自分の意見や動画や写真が、後になってどこかで取り上げられ、悪い影響をもたらす可能性があることを理解させましょう。
  • デバイスを使いながら子どもと一緒に過ごしましょう。親子にとって楽しい経験となり、いずれ来たる思春期の荒波を乗り越えるための1つの手段となるかもしれません。
  • 以前の記事で、ゲームやインターネット、アニメ以外の遊びを教えることの大切さをお伝えしましたが、小学生の子どもたちについても同様です。反抗期はまだ先ですから、今のうちに他のことに興味を持たせるようにしましょう。
  • ネットいじめについて教え、そういうものがあることを意識させましょう。自分はいつでも味方なのだからインターネット上で困ったことがあれば必ず自分に相談するように、と伝えることがとても重要です。
  • 子どもがマルチプレイヤーゲームで遊んでいたり、興味を示したりしていることに気づいたら、真面目に話し合うチャンスです。このタイプのゲームを一切やらせない方針にするならば、ひと騒動あるかもしれませんが、こういったゲームがなぜよくないのかを、きちんと言葉を選んで説明しましょう。
  • SNSに自宅の住所を載せてはいけないのはなぜか、よく行く場所でチェックインするのがよくないのはなぜか、理由を説明しましょう。
  • 直接知っている人とだけ「友達になる」ことを、きちんと子どもに理解させましょう。例外は、著名人や地域社会のページだけです。
  • インターネット上で何をしているのかときどきチェックするよ、友達リストもチェックすることがあるよ、と子どもに宣言しておきましょう。抜き打ちチェックのようになって子どもに嫌な思いをさせないように、必ず前もって話し合っておいてください。