セキュリティ製品を選ぶときには、どの製品を購入したらよいかまずは調べてみる人もいらっしゃるのではないでしょうか。性能の比較ということでは、比較テストの結果が参考になります。
第三者テスト機関AV-TESTは、2013年10月~11月に行った比較テストにおいて、カスペルスキー インターネット セキュリティ 2014(カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティのWindows対応プログラム)およびKaspersky Endpoint Security for Businessを、それぞれホームユーザー向けおよび企業ユーザー向けの最高位に位置するセキュリティ製品であると格付けしいずれのテストでも、カスペルスキー製品は、コンピューターのパフォーマンスを落とすことなくその保護機能を発揮しました。
Kaspersky Labのリサーチ担当副最高技術責任者(CTO)、ニキータ・シュベツォフ(Nikita Shvetsov)は次のように述べています。「セキュリティ製品の開発者は、脅威検知の質とコンピューターのパフォーマンスを保つこととの間で落としどころを見つけなければならないことがしばしばです。しかし、カスペルスキー製品は、Windows XPのような古いOS上であっても、コンピューターのパフォーマンス低下を引き起こすことなく高いレベルでの保護を維持します。今回のAV-TESTの結果がそれを裏付けてくれました。」
AV-TESTのテストでは、20,000個以上の悪意あるプログラムを使用しました。うち135個は、現在最も悪質な脅威となるマルウェアを選び出したものです。これらは特に広まっているわけではありませんが、その潜在的能力が考慮されたと同時に、セキュリティ製品の防御力を試すのに格好の材料であるとの判断の下に選ばれたマルウェアです。テストはすべて、32ビット版Windows XP SP3上で実施されました。
カスペルスキー インターネット セキュリティ 2014は、ホームユーザーに最適の製品であることを証明しただけでなく、参加した25製品の中で唯一、満点の18ポイントをマークしました。同製品は、誤検知を出すことなく、テストで使われたマルウェアサンプルをすべて検知し、コンピューターのパフォーマンスに悪影響を与えることもありませんでした。
一方、Kaspersky Endpoint Security for Businessは企業向けカテゴリの中で、18満点中17.5ポイントを上げてトップの成績を収めました。また、サイバー攻撃の検知能力と誤検知の少なさで最多ポイントをマークしました。
カスペルスキー製品が第三者機関テストのホームコンピューターカテゴリでトップの成績を収めるのは、今回が初めてではありません。カスペルスキー インターネット セキュリティは、2013年7月~9月に実施されたDennis Technology Labsによるテストでも、ホームユーザー向けセキュリティ製品としてベストであるとの格付けを受けました。また、Kaspersky Endpoint Security for Businessは2013年8月、SC Magazineによって企業向け「Best Buy」製品と評価されています。