2012年の夏を振り返ったとき、LinkedInのハッキング事件について、かすかに思い出す方もいるのではないでしょうか。データが盗まれ、LinkedInの人々が気まずい思いをすることになった、あの事件です。
大規模なハッキングではありましたが(英語記事)、LinkedInは存続し、すべては徐々に平常を取り戻しました。
しかし、それも今日までの話です。2012年に流出したログインとパスワード1億1700万人分が、売りに出されているのです。特に不可解な(気がかりでもある)点は、売り出されているアカウントの数が、これまで考えられていたよりもずっと多いことです。
犯人追跡のためにLinkedInや当局がすべきことはいくらでもありますが、私たちが自分で自分の身を守るために、今すぐできることは何でしょうか。
LinkedInのアカウントを守るために、今すぐできることとして以下をお勧めします:
1: 一刻も早く、パスワードを変更しましょう。どんなパスワードなら強固と言えるのか確かめてみたい場合は、こちらのパスワードチェッカーをお試しください。
2: 2段階認証を有効にしましょう。設定方法は、こちらをご参照ください。
3: 複数のアカウント(メールやSNSなど)で同じパスワードを使い回している場合は、すべてのアカウントのパスワードを今すぐ変更し、ハッカーが他のアカウントにログインするのを防ぎましょう。そして今後は、それぞれ異なるパスワードを使ってください。同じパスワードを使い回すのは危険です。
アドバイスは以上です。他にもアカウントを守るためのヒントがあれば、コメント欄でお知らせください。