1か月の人気記事まとめ:11月

2013年12月10日

12月に入りました。つまり、また1か月分の記事が投稿されたということです。11月の記事を見逃してしまった方もご心配なく。重要度の高い記事をいくつかまとめて紹介します。

人気記事11月

恐怖のランサムウェア、CryptoLocker

ランサムウェアについてはよくご存知の方も多いはず。コンピューターを暗号化、あるいは何らかの方法でロックして、ファイルのロック解除と引き替えに身代金を要求するマルウェアです。しかし、新たに出回っているランサムウェア、CryptoLockerについては改めて注目していただきたいと思います。インターネット上で拡散中のこの危険なウイルスには、いくつかの形態があり、ほとんどはフィッシング活動によって広まっていますが、正規の企業から拡散する場合や、Federal ExpressやUPSの偽の追跡通知まで利用される場合もあります。CryptoLockerはローカルのファイルだけでなく、USBメモリなどのリムーバブルメディア、外付けハードディスク、ネットワークファイル共有、一部のクラウドストレージサービス(ローカルフォルダーとオンラインストレージを同期できるもの)のような場所に保存されているファイルにも影響を及ぼすと言われており、あるコンピューターから別のコンピューターへ移動することもあります。しかし、カスペルスキー インターネット セキュリティを利用しているなら、すでにCryptoLockerに対応しているので安心です。

Bitcoinをめぐるビジネス模様

Bitcoinはデジタルの仮想通貨です。印刷された紙幣や鋳造された硬貨ではなく、暗号化された文字列であるBitcoinは、マネーロンダリングにうってつけのメカニズムであり、インターネット上で追跡できない金融取引を実施しようとしている犯罪者にとっても都合の良い手段となっています。Bitcoinの使い道には、違法なハッキングツールや武器の購入、ドラッグや盗んだ情報を売って得た利益の隠ぺい、インターネット上での法律的に問題のある行為などもあります。もちろん、普通のお金やバンキングシステムと同じように、Bitcoinへの攻撃に特化したマルウェアが存在し、Bitcoinの「ウォレット」や、Bitcoinの売買を行う市場が標的にされています。では、Bitcoinは使うべきなのでしょうか?使わない方がいいのでしょうか?興味がある人は使ってみてください。でも、そのリスクは把握しておくべきです。Bitcoinのウォレットや交換所は明らかにサイバー犯罪者の標的ですが、それは銀行口座や銀行も同じこと。ただし、政府がBitcoinを違法と判断した場合や、誰かがこの通貨の大部分を支配してしまった場合、リスクに直面することになるかもしれません。

家庭用コンピューターの安全を守る6つのヒント

私たちはオンラインの脅威からユーザーを保護するための努力を続けています。そこで、安全を守るためのヒントで比較的知られていないものをまとめてみました。ファイアウォールを適切に設定すれば、犯罪者の侵入を防ぐ上で大きな効果があります。また、一部のフォルダーはホームネットワーク上でのみ共有し、他のコンピューターからファイルが見えなくても構わないという場合は、ファイルとメディアの共有機能をオフにしておきましょう。データのバックアップは、コンピューターがクラッシュしたときだけでなく、攻撃を受けたときにも極めて重要になります。バックアップには、重要なドキュメントを外付けハードディスクに手作業でコピーするという方法もありますし、Carboniteのようなサービスを使うこともできます。保存するデータの量がそれほど多くないなら、Dropboxなどのサービスを使うといいでしょう。容量2GBまで無料で利用できます。ファイルのバックアップに加えて、悪質Webサイトに近づかないようにすることも必要です。誤ってこうしたサイトにアクセスしないために重要なのは、リンクをクリックせずに目的のWebサイトに直接アクセスすること、アドレスバーに緑の錠前マークがあり、URLの最初が「https://」かを確認すること、商品を海外から発送するWebサイトで買い物するときに注意することです。

 

Adobeハッキングに見る不適切なパスワードの例10選

普段からこのブログをご覧になっている方は、強力なパスワードをオンラインアカウントごとに使い分けることがどれほど重要か、十分におわかりでしょう。しかし、先日のAdobeユーザーのパスワード漏えい事件が起きたことで、パスワードを賢く選ぶことの重要性について、もう一度お伝えしたいと思うようになりました。簡単に推測されてしまうため絶対に使うべきでないパスワードの例としては、「password」や「123456」といった文字の組み合わせ、自分の会社名や名字などがあります。よく知られている事実、単純な文、基本的な単語も適切ではありません。数字や記号を使う必要がある場合も、「1」「!」などのわかりやすい変更は避けましょう。記号と数字と言われたら、この2つがキーボード上で最初に目に付く文字だからです。簡単な単語ではなくフレーズを使った方が賢いと思っても、「iloveyou」や「letmein」のようなフレーズは使わないでください。パスフレーズは特徴的であればあるほど安全性が高まります。最後に、社会保障番号(米国で使われている、国民を識別する番号)や誕生日など、重要な個人情報をパスワードに使うのは絶対にやめましょう。

無料のゲームほど高くつく?深みにはまるときのサイン5つ

オンラインゲームが大好きという人に、必要な安全対策があります。無料のオンラインゲームの売り上げは、ゲーム機本体とゲームソフトの売り上げを足した金額を上回ります。というのも、プレーヤーにお金を使わせるための巧妙な戦術が採用されているからです。このような戦術の基本は、ゲームを有利に進めるためにお金を払わせるというもの。オンラインゲームをプレイする人は、気が付いたらたくさんお金を使っていたということがないよう、ここで紹介する警告のサインに注意しなければなりません。30歳以下の男性は、プレイするゲームの種類が多く、1週間あたりのプレイ時間も長いため、オンラインゲーム開発者のターゲットにされています。ソーシャルメディアチャネルに接続するように勧めてくるゲームには気を付けてください。友達のスコアを見せて、友達より高得点を出すためにお金を払わせようとしているのです。仮想通貨を使用するゲームをプレイしているなら、目を背けてはならない事実があります。この「おもちゃのお金」がやっかいで、プレーヤーが意識している以上のお金を使わせようとします。命5つを2ドルで買わないかと言われたら、おそらく断るでしょう。でもそれを16ピンククリスタルで買わないかと言われると、買おうという気になるかもしれません。そのピンククリスタルとは、2日前に「本当は3ドルで20クリスタルのところを、25クリスタルにしてあげる」という割引セールで買ったものでした。一部のゲームでは、途中で先に進むのをほぼ不可能にしてプレーヤーを惑わせ、ゲームを進めるためにパワーアップアイテムを購入するように仕向けます。これらは、続きをプレイするためにお金を払わせるという「ゆすり」の戦術であり、決して流されてはいけません。