旅の計画のセキュリティ

2014年4月23日

インターネットの普及によって、旅行の計画や予約はこれまでになく簡単になりました。家族にアドバイスを求めたりお金を払って旅行代理店に頼んだりしなくても、初めて行く土地の情報を自分自身で集めて自分自身で宿を予約できるのです。

旅の計画と予約

しかし、便利になった分、リスクも大きくなりました。大型連休や夏休みをあとに控えたこの時期は、数多くの詐欺師が、不用意に旅行の予約をしようとしている人に襲いかかろうと手ぐすね引いて待ち構えているのです。

インターネットで旅行の予約をするとき詐欺師の手口に引っかからないように、以下の項目を念頭に置きましょう。

  1. 詐欺の手口を知る: Forbes.comで指摘されているように、詐欺師の手口は、大きく分けて2つあります。最悪なのは、偽りの宿泊施設の写真をWebサイトに掲載し、利用者から保証金を前払いで受け取ると、デジタル空間の彼方へと消えてしまう手口です。もう一方の手口も悪質さは変わりません。実際には予約で埋まっている宿の写真や詳細情報が掲載されていて、空きがあると思って予約した人が目的地に到着すると、思ったのとまったく違う宿に案内されてしまいます。
    オンラインでクレジットカード決済を行うときは、ブラウザーのアドレス欄に表示されたURLの頭に「HTTPS」が付いていることを必ず確認しましょう
  2. Webサイトの評判を確かめる: 聞いたこともないサイトを利用することもあるでしょう。特に、貸別荘予約の場合には、珍しくありません。Airbnb、HomeAway、VRBOといったWebサイトは、業界標準となりつつあるWebサイトで、運営者がしっかりと管理して利用者をのセキュリティに気を配っています。しかし、このようにしっかりしたサイトばかりではありません。知らないWebサイトは簡単に信用しないでください。Webサイトの評判(と正規の施設が掲載されているかどうか)は、利用者のコメントを調べることで確認できます。信頼できる旅行サイトにはコメント欄があるものです。また、問い合わせ先情報も掲載されているはずなので、気になることがあれば電話して確かめましょう。実際に会話をすれば、信用できるかどうか判断する手がかりがつかめることでしょう。Webサイトがオンラインで得ている評判を確認したい場合は、Googleの診断ツールが役立ちます。これはサイバーセキュリティ上の問題を抱えていないかどうかWebサイトを分析するツールです。利用するときは、「http://google.com/safebrowsing/diagnostic?site=」の後ろに、アクセスしたいサイトのアドレスを入力します。また、Kaspersky LabのクラウドサービスKaspersky Security Networkでは、データベースが絶えず更新されており、さまざまなWebサイトやプログラムの解析が行われています。Webサイトやプログラムに、マルウェアによる脅威の兆候がないか調べているのです。
  3. 安全な支払手段を利用する: 現金、電信送金、郵便為替で支払うのは絶対にやめましょう。クレジットカードを使用してください。詐欺に遭った場合は返金を受けることができます。オンラインでクレジットカード決済を行うときは、ブラウザーのアドレス欄に表示されたURLの頭に「HTTPS」が付いていることを必ず確認しましょう。最近Heartbleedぜい弱性が見つかったとはいえ、HTTPSは今でも、決済が安全であることを示す最も確かな証拠です。Kaspersky Labのネット決済保護を使えば、オンライン取引での保護の層をさらに厚くすることができます。
  4. モバイルデバイスを使って支払いをしない: モバイルデバイスは画面が小さく、ブラウザーでの表示のされ方が異なるため、オンライン決済を行うときに安全なサイトを使っているかどうかを確認しづらくなります。できれば、旅行の予約や支払にはラップトップかデスクトップコンピューターを使ってください。モバイルデバイスを使わざるを得ない場合は、タブレットやスマートフォンをカスペルスキー インターネット セキュリティ for Androidのようなモバイルセキュリティ製品で保護しましょう。Androidデバイスの最新のマルウェアの脅威を解析する製品です。