Twitterを使っている人なら、クジラの「Fail Whale」を見かけたことがあると思います。Twitterのサーバーに負荷がかかりすぎると(これがまた驚くほどしょっちゅう発生するのですが)、眠たそうな顔をしたクジラが小さなトリたちに海から持ち上げられている画像が表示されます。影響の大きいサービス停止を詫びる、気の利いた仕掛けです。もっとも、可愛らしいマスコットキャラクターを使った画像で残念なお知らせをするオンラインサービスは、Twitterにかぎりません。エラー画面に登場する、抱きしめたくなるような可愛らしい動物の数々をご紹介しましょう。
Googleブックスのクジラ:Googleブックスでは、サービスが落ちると、クジラの画像が表示されます。19世紀頃の捕鯨員ががっくり肩を落とす中、クジラは潮を吹きながら波間に消えていきます。Twitterのクジラと比べて、心温まる感じはしませんね。
TumblrのTumbeast:鋭い牙でコンピューターの部品をいくつかくわえ込んだ、愛嬌のある奇妙な緑色のモンスターは、どう見ても悪さをしている最中です。でも、モンスターの下には可愛らしい謝罪文が表示されています。「データセンター内に住む野生のTumbeastにうっかり餌をやるのを忘れてしまいました。その結果、彼らはハードウェアをかじって暴れており、予期せぬサービス停止がしばしば発生する事態となっています。動物管理局には連絡済みです」。これなら、もっとサービスが落ちてもいいかなと思ってしまいますね。
AOL Lifestreamのウサギ:AOLは、ソーシャルメディアのアグリゲーターのエラー情報を伝える方法として、可愛いメッセンジャーを採用するという人気のアイデアを取り入れました。丸い目をした、このピンク色のウサギは、確かに404エラーメッセージよりもいいですが、それほどでもないと言ってよいでしょう。
RedditのSnoo:アニメの「The Jetsons」に出てきそうな(驚くほど可愛い)エイリアンは、Webサイトが落ちるたびに宇宙空間に放り出されたり、砂漠に置き去りにされたりと、さまざまな危機的状況に陥れられます。そしていずれの場合も、可愛げのある怯えた表情を見せます。
Hootsuiteのフクロウ:人気の高いソーシャルメディア向けクライアント、Hootsuiteのユーザーは同アプリケーションのマスコットキャラであるOwlyに見覚えがあるでしょう。Hootsuiteでページが検索できなかったとき、「404 Fowl Not Found」(404 家禽が行方不明です)のメッセージとともに、牛乳パックの裏に見慣れた Owly が描かれた画像が表示されます。
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