
2015年第1四半期のスパムとフィッシング:銀行とバンキング型トロイの木馬
2015年第1四半期は、メールトラフィックに占めるスパムの割合が前四半期から6ポイント減少し、59.2%となりました。スパムは着実に減り続けているようですが、まだまだ油断はできません。
53 記事
2015年第1四半期は、メールトラフィックに占めるスパムの割合が前四半期から6ポイント減少し、59.2%となりました。スパムは着実に減り続けているようですが、まだまだ油断はできません。
最近のスパムには、銀行やお役所のメールに偽装したメッセージもあります。添付ファイルを開かないなど正しい知識を身につけるとともに、強力なセキュリティ製品を使用することが大切です。
Facebookや大手銀行などを装って個人情報を盗み取ろうとするフィッシング詐欺。メールで個人情報の入力を求められたときは、まずフィッシングの可能性を考えてみましょう。
スパム。メールを使っている人なら誰でも、この言葉に特別な感情を持っているのではないでしょうか。イライラする気分だったり、げんなりする感覚だったり。Kaspersky Dailyで紹介したヒントを活用していても、対策をすり抜けてくるスパムメールがあるかもしれません。特定のメールアドレスから繰り返しスパムを受け取るようだったら、このメールアドレスを「スパム」フォルダー送りにしてしまいましょう。 カスペルスキー インターネット セキュリティ 2014(カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティのWindows向けプログラム)には、アンチスパムのコンポーネントがあります。受信メールをスキャンし、要らないメールを設定に従って振り分ける機能です。 [スパム]フォルダーに振り分けるメール送信元アドレスのリストを作成しましょう: カスペルスキー インターネット セキュリティ 2014のメインウィンドウの下部にある[設定]リンクをクリックします。 次の画面で左側のリストから[プロテクション]を選択し、ウィンドウ右側の[アンチスパム]を選択します。 [アンチスパム]ウィンドウで、[詳細設定]をクリックします。 [スパムと判定するメール]セクションで、[ブロックするメールアドレスからのメール]チェックボックスをオンにします。同じ行にあるリンク[設定]をクリックし、次に開くウィンドウで[追加]ボタンをクリックします: ブロックするメールアドレスを指定します。ステータスを「有効」に変更して[追加]をクリックします。 必要に応じて、送信元のステータスを「無効」にすることもできますし、送信元をリストから削除することもできます。ブロックされた送信元のリストは、ファイルにエクスポートできるので、カスペルスキー インターネット セキュリティ 2014がインストールされている別のコンピューターに設定をインポートするのも簡単です([ブロックするメールアドレス]画面上部にあるリンク[インポート]および[エクスポート]を使用してください)。