カスペルスキー インターネット セキュリティ 2014(カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティのWindows対応プログラム)は、インストールされた後は自動モードで動作します。脅威を検知すると、Kaspersky Labのスペシャリストが推奨する動作を実行します。どんな動作が実行されたのかはレポートで確認できますが、特に通知は表示されません。何か検知されたときに自分で判断して処理をしたい場合は、通知が表示されるように設定できます。
スキャン設定で脅威の検知時の処理を[検知時に通知する]または[スキャンの完了時に通知する]にすると、システム内で怪しげな動きや危険な動きがあると通知が表示され、その動作を許可するかブロックするかをユーザー自身が判断できるようになります。前者は、脅威を検知したときすぐに通知を表示するオプション。後者は、スキャン完了後に検知された脅威の一覧が表示されるので、そこでそれぞれの処理を選択するオプションです。
[駆除、駆除できない場合は削除]を指定すると、製品が状況に合わせて駆除か削除を行います。[駆除]と[削除]は、脅威が見つかると必ず指定の処理をするオプションです。これらのオプションを指定した場合、通知は表示されません。[通知]は、脅威を検知したことと処理が済んだことを知らせるオプションです。保護機能(たとえばファイル保護)が脅威を検知した場合は通知が表示されませんが、これは、既定で「処理を自動的に選択する」オプションが有効になっているためです。
脅威が検知されたときに自分で処理を自分で選択できるようにするには:
- 製品のメインウィンドウで、[設定]をクリックします。
- [全般]セクションで、[脅威の処理方法]下の[推奨される処理を自動的に実行]チェックボックスをオフにします。
これで、製品が脅威を検知したとき、処理を選択するための通知が表示されるようになります。