ワールドカップか、アドウェアか。それが問題だ

2014年6月30日

ワールドカップが盛り上がってくると、できるだけ多くの試合を見たくなるものです。お目当ての試合が行われているとき、テレビが近くになければ、オンラインでストリーミング視聴できる場所を探したくなるでしょうし、仕事をしながらFIFAの試合をストリーミング再生して仕事との両立を図る人もいるかもしれません。

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でも、用心しましょう。Kaspersky Labのリサーチャー、ドミトリー・ベストゥージェフ(Dmitry Bestuzhev)が詳しく書いているように、ワールドカップのストリーミングサービスを名乗るWebサイトの多くは、システムに害を与え、クレジットカード情報を(ユーザーが差し出してしまうと)盗むこともあるのです。

結論:ワールドカップの試合を安全に視聴するには、テレビで見るか、正規のケーブルサービスプロバイダーにログインするしかありません

こうしたプログラムの中で、悪質さの度合いが比較的低いものは、専用のビデオプレイヤープラグインとされるドライバーをダウンロードするよう要求してきます。実際に試合のビデオフィードが提供される場合も一部にはありますが、その中で最も害が少ない最善のケースでも、アドウェアが含まれており、ユーザーのオンラインでの活動を監視してどんどん広告を送りつけ、システムリソースを大量に消費します。

他のプログラムは、その企業のプログラムをダウンロードしてクレジットカード情報を提供すれば、全試合をいつでも見られると言ってきます。これは非常に大きな危険を示すサインだと心得ましょう。そのようなサイトは偽物であり、お金を盗もうとしているだけです。

結論として、ワールドカップの試合を安全に視聴するには、テレビで見るか、正規のケーブルサービスプロバイダー(米国ではESPN.com)にログインするしかありません。米国のユーザーはUnivision.comでも無料で試合をストリーミング視聴できます。

これ以外でも、ワールドカップをストリーミングするというサービスには、有害なソフトウェアが含まれている可能性が高いと言えます。

もちろん、ワールドカップ関連のインターネット詐欺はこれだけではありません。サイバー犯罪者は、世界的に注目を集めるさまざまなイベントに関心を示します。ブラジルで開催中のこのイベントは、盗みを働こうとしている者にとっての金鉱なのです。オンラインのFIFA関連のキャンペーン、プログラム、広告はすべて、警戒すべきものとして扱わなければなりません。