Kasperskyが実施した調査では、テクノロジーに詳しくない年配世代が若い世代を頼りにし、若い世代が年配世代のテクノロジー関連の安全を気にしている、という結果が出ました 。と同時に、仕事や子育てに忙しい若い世代に負担がかかっている、という現実も…。そこで、少しでも役に立つことを願いつつ、調査でわかったよく聞かれる質問への回答となるヒントをご紹介します。
手順を1ページにまとめたファイルも用意しています。各項目の最後にあるリンクからダウンロードできます。印刷して壁に貼っておくのもよいと思います。
ルーターをリセットする方法
- 電源を入れ直す
ルーターの調子が悪いときは、いったん電源を入れ直してみてください。 - ログイン情報を変更する
ログイン用のユーザー名とパスワードは、買ったときのままにせず、別のものに変更しましょう。 - パスワードを安全に管理する
パスワードは、他人に知られないような方法で管理しましょう。 - アップデートを忘れずに
ルーターのアップデートがリリースしたら、適用するのをお忘れなく。 - 設置場所を考える
置き場所によって、ルーターの信号が届きにくくなることがあります。
※もっと詳しい情報はこちら(画像ファイル)
セキュリティ製品の使い方のヒント
- いらないデータを削除する
パソコン、スマートフォン、タブレットにデータがたまっていませんか?断捨離しましょう - 全部のデバイスにセキュリティ製品を入れる
自分が持っているパソコン、スマートフォン、タブレット、全部にセキュリティソフトウェアをインストールしましょう。 - 家族が持っているデバイスにもセキュリティ製品を入れる
家族が使っているものにも、同じくセキュリティソフトウェアをインストールしましょう。 - ライフスタイルに合ったセキュリティ機能を選ぶ
ネットで買い物をしますか?インターネットバンキングは?こうしたときにも対応するセキュリティ機能をぜひ活用しましょう。 - アップデートを忘れずに
パソコンなどのOSや、ソフトウェアは、定期的にアップデートされます。すぐにインストールしましょう。
※もっと詳しい情報はこちら(画像ファイル)
パスワード設定のヒント
- 12文字以上の長さにする
長いパスワードの方が、強度が高いです。 - 個人に関連付けたパスワードにしない
自分の名前、生年月日、電話番号など、自分を知っている人がすぐに思いつくようなものはパスワードに使わないでください。 - 解読しにくいように工夫する
単語だけだと、すぐ解読されます。関連のない単語をいくつか組み合わせてみるのも一案です。 - 文字、数字、記号を組み合わせる
いろいろな種類の文字を組み合わせて使うと、強度が上がります。 - 使い回さない
同じパスワードをいろいろなところで使っていると、1つが漏れたら全部に影響します。
※もっと詳しい情報はこちら(画像ファイル)
詐欺に遭わないためのヒント
- メールなどで届いたリンクからアクセスしない
よく使う銀行やショッピングのWebサイトにアクセスするときは、ブラウザーのアドレスバーに手打ちするか、あらかじめブックマークしておいたリンクからアクセスしましょう。 - URLを確認する
いつもアクセスするサイトとちょっと文字が違っていたりしたら、そのWebサイトから離れましょう。 - よく注意する
心当たりのないメールが届いたら、リンクをクリックしたり添付ファイルを開いたりしないようにしましょう。 - 怪しいメールの見分け方
日本語が不自然、誤字がある、やけに脅してくる。そういった内容のメールは無視しましょう。 - セキュリティ製品を活用する
入れましょう!
※もっと詳しい情報はこちら(画像ファイル)
ウイルスに感染しないためのヒント
- セキュリティ製品を入れる
自分が使っているコンピューターやタブレット、スマートフォン、全部に入れましょう。 - アップデートをすぐに適用する
使用しているセキュリティ製品のアップデートが出たら、すぐに適用しましょう。 - ウイルス対策以外の機能も活用する
セキュリティ製品には、ウイルス対策以外にも、オンラインショッピングするときに保護してくれる機能などがあります。 - コンピューターの動作が遅くなったらやること
動作が遅いのは、ウイルスに感染しているせいかもしれません。セキュリティ製品でウイルススキャンしましょう。 - パスワードを変更する
ウイルスに感染していた場合、念のためパスワードを変更しましょう。もしかすると、パスワードを盗むタイプのウイルスかもしれませんから。
※もっと詳しい情報はこちら(画像ファイル)
安全にショッピングをする方法
- セキュリティ製品を活用する
セキュリティ製品はぜひインストールしましょう。 - アプリは公式ストアから
スマートフォンやタブレットにアプリを入れるときは、Google PlayやApp Storeなどの公式ストアから入手しましょう。 - 疑問があったら公式窓口に問い合わせる
ショッピング中に怪しいなと思うことがあったら、直接ショップに問い合わせましょう。ただし、必ず公式の窓口から問い合わせるようになさってください。 - ウイルス対策以外の機能を活用する
セキュリティ製品には、オンライン取引を保護する機能や、怪しいショッピングサイトを検知する機能などもあります。 - こんなときはパスワードを変更しよう
利用しているショッピングサイトなどで顧客データ流出があったことを知ったら、その時点ですぐに変更しましょう。
※もっと詳しい情報はこちら(画像ファイル)
カスペルスキーの取り組み
新しいサービスの登場や最新ガジェットの発売など、テクノロジーの進化とともに私たちの生活も変化し続けています。このような日々の変化に対応していくために、新しい知識やルールを習得し続けていくことは簡単ではありません。テクノロジーに詳しい家族や友人に「ちょっとお願い」と、ついつい頼ってしまいがちです。当社では、正しい知識によって適切な判断ができる力を身につけることができるような、さまざまなツールをご用意しています。シニアだけでなく、インターネットを利用する全ての年代の方々が、正しい知識を身に付け、安心してインターネットやデバイスをお使いいだだけるように、引き続き取り組んでまいります。(カスペルスキー CSRマネージャー、籔内祥司)
- 幼稚園・保育園の保護者や先生向けセミナー:スマホのある子育てを考えよう
- 小・中学校の教員向け:情報モラル診断サービス
- 小学校4年生〜中学3年生と保護者向け: ジュニアスマホ検定
- 中学・高校生向け:ネットの『あやしい』を見きわめよう
- シニア向け:ネットの『あやしい』を見きわめよう
- IT初心者や児童生徒、シニア向け:セキュリティとモラルのガイドブック