コロナ禍で学んだ10のこと:1年の振り返り

パンデミックが宣言されてから1年。その間に経験した新しいことや難題は、私たちに何を教えてくれたでしょうか…振り返ります。

1年前の3月11日、世界保健機関(World Health Organization:WHO)はパンデミックを正式に宣言しました(英語)。それ以降私たちは、それぞれの1年を過ごす中で、それぞれの経験をしてきました。でも何かしら、広く共通するものはあります。私たちは、そんな中でもポジティブなことに目を向けてみました。この1年の間で、私たちはどんなことを学んできたでしょうか?

1. 食事の前以外でも手を洗うこと

「衛生」という言葉が腹に落ちたのは、まさにこの1年のことだったかもしれません。

私たちは、手を洗うことの大切さを学ぶと同時に、スマートフォンも同じようにきれいにできることを知りました。スマートフォンを消毒するのに一番よいのは、イソプロピルアルコールです。

微生物学的な話をいったん脇へ置くと、人類は、汚れた画面よりも綺麗な画面の方がInstagramの写真が映えることに気付きました。それと、スピーカーやマイクに付着した長年の埃を取り除くと音質が素晴らしく改善されることにも気付きました(ブルタックを使うのがお勧め)。お掃除(広義)は重要です。

2. マスクを着けること

マスクの着用は、国や地域によっては前から行われていましたが、世界的に広がったのは2020年のことでした。

咳やくしゃみが出たときに周囲の人へ及ぶ影響をなるべく小さくするには、マスクの着用が簡単でしかも正しい手段である—この点に異論がある人はほとんどいないはずです。しかし欧米の場合、2020年になる前は、人前でマスクを着けることは「私はヤバい人です」と宣言するようなものでした。別の言い方をすると、裸で街を歩くような。要するに、それほど違和感があったのです。

今ではまったく逆になりました。ほとんどの人は、マスクをしていないと落ち着かない気分になります。

3. パジャマ(またはそれに近い姿)で仕事をすること

自宅で仕事をすることになって、以前より緩くなったものもあります。 自宅でもピシッとした服装で仕事に臨む人はいると思いますが、会社へ行くときよりもカジュアルな格好で過ごす人が大半ではないでしょうか。

今までの感覚だと寝間着だったものが今では「スマートカジュアル」に昇格、という話もあります(リンク先は英語)。Webカメラに収まる上半身に何を着るかが、ファッションの定義となりました。服飾ブランドは、ブランドロゴを首下あたりにプリントするようになりつつあります。よだれかけがファッションアイテムになるのも時間の問題です。

話が脱線しました。要するに、少なくとも外見という面では前よりストレスがなくなった、という話でした。

 

4. 自分がIT管理者の役を担うこと

テクニカルサポートをすぐに受けられないときには、自分自身がIT管理者となって、自分や家族のIT周りを何とかしなければなりません。

Wi-Fiがキッチンまで届かない?大丈夫。Webカメラが足りない?車用のスマートフォンホルダーと古い機種のスマートフォンで代用してみましょう。ブラウザーに表示されるWebプッシュ通知が邪魔?通知を停止してしまえば問題なし。

この調子だと、テクニカルサポート業務は必要なくなってしまうかもしれません。

5. ビデオ会議のときマイクをミュートにすること

これはむしろ、そうあってほしいなあという願望かもしれません。「マイクをミュートにする」という技を、いまだに身に付けられていない人が時々います。グループ通話中に誰かの息づかいが聞こえたり…。それでもほとんどの人は、長いビデオ会議に入るときには反射的にマイクとカメラをオフにする習慣がついています。これは明らかな進歩です。

それにしても、私たち人類は、遠く離れた相手との通信や交流にだいぶ慣れました。以前は、集まって会議するために会議室の空きを延々と探したり(場合によっては飛行機のチケットを手配したり)していたものですが、今では会議の手配も楽になり、すぐにぱっと集まることもできます。

6. 家族やルームメイトと生活するということ

家族やルームメイトは、一日に何度か顔を合わせる相手ではなく、生活を共にする相手です。常に同じ空間にいることは、予想外に大変なのだと分かりました。皆が皆うまくやれているわけではありませんが、生活を共にする人たちとの新しい付き合い方を発見した人たちも沢山います。

7. 「給湯室トーク」をなくすこと

息抜きのおしゃべりができなくなったことを悲しんでいる人は、今もいると思います。が、仕事の効率はよくなったのでは…?

8. 自宅環境の快適さを求めること

後回しにしてきた個人的な問題が、差し迫った問題になってきています。自分の世界=自分の家という状態のとき、物事を先延ばしにしていると、そのうち色々つらくなってきます。

例えば私の同僚は、つい数か月前、ようやく仕事用の机を買ったそうです。もっと早く買えばよかった!と言っていました。

9. シンプルであること

地球を半周しなくても、楽しむことはできます。近所を散歩するのは外国の町を歩くほどエキサイティングではないかもしれませんが、地元のことを新しい視点で見るのも悪くないものです。そうは言っても、どこかへ旅したい、遠くへ出かけたい、という気持ちが消えるわけではありませんが。今は、いつもの見慣れた環境の中に新しい眺めを見つけることを楽しみましょう。

10. 変化を受け入れること

去年は、怖かったり不安だったりすることが多い年でした。しかし、毒も適量なら薬になります。このCOVID-19のパンデミックは、私たちをいつもの日常からたたき出し、変化への適応を強く促しています。

このコロナ禍において身に付けたことは、生活が正常化していく中で長く役立つことであるはず。私たちは、そう願っています。

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