データ盗難やクレジットカード詐欺は、残念なことに日常の心配事になりつつあります。私たちは先日、個人データの盗難やクレジットカード詐欺に遭ったことがあるかどうかのアンケートをFacebook上で実施しました。世界的な合計の内訳は、「年に1~2回被害に遭う」との回答が10%、「何度か経験した」との答えが14%、「被害に遭ったことがない」としたのが76%という結果でした。
データ盗難やクレジットカード詐欺に遭うのを防ぐ方法としては、強力なパスワードを使うこと、クレジットカード情報をファイルに保管しておかないこと、さまざまなセキュリティ手法を備えたトータルセキュリティ製品を使用すること、などがあります。カスペルスキー インターネット セキュリティ(カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティに同梱)に搭載された「ネット決済保護」機能は、Webサイトの評判(レピュテーション)の有効性をリアルタイムに検証するデータベースとデジタルセキュリティ証明書とを組み合わせ、オンラインでの銀行取引やカード支払いや購入情報の送信に関わる通信を保護する機能です。この機能は、Webサイトが偽ものではないことを確認し、マルウェアの感染や重要情報の漏えいを防ぐために保護されたブラウザーを立ち上げます。さらに、銀行のサイトやオンライン決済ページでパスワードやカード番号などの重要情報を入力する場合には、「入力情報の漏えい防止」モードを利用できます。これは、キーロガーのようにキー入力を盗み見るマルウェアから情報を保護するモードです。