インフォグラフィック:パスワードを保護するために

Facebookでのアンケートから浮かび上がる、私たちのパスワードとの付き合い方は?

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オンラインでの活動が日常生活で重要な位置を占めるようになった今、SNSやメールやオンライン決済といったWeb サービスを使う機会が増えています。サービスを利用するにはユーザー名とパスワードが必要ですが、多くのサービスではより強力なパスワード標準を取り入れているため、複数のパスワードを覚えておかねばなりません。人間の記憶能力には限界があるため、いくつかのサービスで同じパスワードを使いまわしたくもなります。もちろん、セキュリティの面から問題があるわけですが、そうでなければ複雑で区別しにくいパスワードの使い分けに頭を悩ませなければなりません。そこで、私たちは先日、いくつのパスワードを実際に使っているのかをFacebook にて問いかけました。回答者の20%がオンラインアカウントの全部に同じパスワードを使っていることを認めたのは、驚くことではありません。当然、国によって違いはあります。たとえばロシアは一番セキュリティを心得ていて、同じパスワードを使いまわすユーザーは12%でしたが、一方でメキシコの回答者のうち26%がパスワードを使いまわしています。

ひとつのパスワード(強力なものかもしれませんが)を使いまわすことの問題点は、万一それを知られたときに、サイバー犯罪者が一切合財をごっそりもっていけるという点にあります。その危険を回避するには、アカウントごとに独自の強力なパスワードを設定して記憶力に磨きをかけるか、すべてのパスワードを暗号化したデータベースに保管しておける特別なソフトウェアを利用するか、の二択となるでしょう。

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