2017年7月11日

KASPERSKY Over Lunch Seminar:カスペルスキーの出張セミナー

イベント セキュリティ 特別プロジェクト

カスペルスキーでは、働く女性の皆さまにITセキュリティについて学んでいただくための活動を行っています。その一環として、昨年から「KASPERSKY Over Lunch Seminar」という出張セミナーをスタートさせました。これは、ご依頼をいただいた企業にお伺いし、ランチタイムを利用して開催するセキュリティセミナーです。

6月も後半に入った頃、ミサワホーム株式会社様のオフィスにて開催したセミナーを取材させていただきました。

今回のセミナーでは、画像ファイルの持つリスク、画像の扱いに関するリスクについて取り上げました。講師を務めたのは、カスペルスキー 情報セキュリティラボの大沼千亜希です。

画像ファイルには、位置情報や撮影条件などの情報(いわゆるExifとよばれるデータ)が紐付いており、扱い方によっては意図しない情報を見られてしまう可能性があります。また、撮影対象の周辺に映り込んだ情報が思わぬトラブルを呼ぶ可能性もあることが、実例とともに紹介されました。

また、ぜひ覚えておいていただきたいこととして講師からお伝えしたのが「STOP, THINK, CONNECT」という言葉です。これは米国APWG(Anti-Phishing Working Group)およびNCSA(National Cyber Security Alliance)が共同で行っている、インターネットを安全に使うための消費者向けセキュリティ普及啓発キャンペーンの名称で、日本でも多くの企業や団体の協力の下、同様のキャンペーンが展開されています。何か行動を起こすときに、いったん立ち止まり、考えてから行動に移すことで、さまざまなリスクを回避できるという考え方が、この3つの言葉に凝縮されています。たとえば写真を公開する場合に当てはめてみると、すぐアップロードするのではなく(STOP)、本当にこれをアップして大丈夫か一度考えてみて(THINK)、それから公開する(CONNECT)、という具合です。詳しくは、リンク先のサイトをご覧になってください。

ランチを取りながらのセミナーにご参加いただいたのは約30名の女性社員の皆さまでしたが、定員により参加できなかった方々のためにHangoutでの中継も行われました。なお、募集から3日で定員に達したそうです。

業務上写真を扱うことが多いので今回のことを他の人にも伝えたい、漠然と知っていたが説明を受けたことで理解が深まった、等の感想をいただきました。また、オフィスを離れずにランチタイムを利用して学べるという点を好評価する声が多く見られました。忙しいビジネスパーソンにとって、時間の有効活用は重要なポイントであるようです。

お招きくださったミサワホーム 情報システム部のご担当者様は、「ようやくこういったセミナーを社内開催することができた」とおっしゃいます。

ITセキュリティの重要性が認識されており、対策しないと危険であるとの意識はある。でも、実際何がどう危ないのか?どうしたら危なくないのか?わからない…担当者様の耳には、こうした声が届いていました。また、具体的な事例を知りたい、という意見も多かったそうです。

社内向けにセキュリティに関するセミナーを行いたいと考えてはいたものの、専門家ではないので詳しい話ができない、というのが悩みどころだったという担当者様が、参加した社外イベントの中でこのセミナーの存在を知り、当社へお問い合わせいただいたところから今回の開催となりました。

セミナーに先立って、ミサワホーム様では事前に社内アンケートをとり、社員の皆さんが興味のあるトピックを調査してくださいました。その中で最もリクエストの多かった「画像の危険性」が今回のテーマに選ばれましたが、実は挙がったトピックはかなり多岐にわたっていたとのこと。今後、複数回にわたって異なるトピックを取り上げたセミナーを開催していきたい、との強いご要望をいただきました。セミナー終了後に退出する参加者の皆さまに「次また開催しますから、来てくださいね」と声を掛ける担当者様の姿を拝見していて、社内でのコミュニケーションも普段から積極的にされているのだろうなと感じました。

身近な事例を知ることで取るべき対応がわかりますし、必要以上の不安も取り除かれます。正しく怖れて正しく対応することが、ITセキュリティには不可欠だと私たちは考えています。そのためには、やはり知識がものを言います。知識や情報を得る機会として、カスペルスキーのセミナーをご活用いただければ幸いです。

カスペルスキーは「IT上の脅威から世界を守る “Save the World from IT threats”」をミッションに掲げ、インターネット上の脅威から世界を守るため、さまざまな取り組みを行っています。当社の取り組みにご興味のある方は、以下ページをご覧ください。