【Kaspersky Over Lunch Seminar】ミサワホーム様インタビュー:生活に根ざしたインターネットセキュリティ

2018年3月7日

カスペルスキーでは、働く女性がインターネットセキュリティを身近なものと捉え、学ぶ場として、セキュリティセミナーを開催しています。そのうちの一つが、ランチタイムを活用した無料の出張セミナー「Kaspersky Over Lunch Seminar」です。

これまでに複数の企業様にて実施してきましたが、その中でも昨年度中に3回ほどセミナーを開催させていただいたミサワホーム株式会社様に、この取り組みについてお話をうかがう機会を得ることができました。

インタビューに応じてくださったのは、ミサワホーム株式会社 情報システム部の大重敦子様です。

そもそも、女性社員へのネットセキュリティ教育を考えるようになったきっかけはどんなことでしたか?

大重様:1人1台はデバイスを持つようになり、かつ、普通にSNS投稿できる環境の中で、(セキュリティについて)質問を受けるようになりました。皆いろんなところから情報は得ているんですが、掘り下げていくこところまではいかず、でも「ちょっと怖い」ということで質問が来るので、これは勉強する時期が来たかな、と思いまして。

仕事柄セキュリティのトレンドなどについて情報収集する立場で、外部のセキュリティセミナーにも足を運んでいるのですが、2016年12月のITセキュリティセミナーで、カスペルスキーさんが女性向けのランチセミナーをされていると聞いたので、帰ってから調べてご連絡しました。

ありがとうございます。こうしてKASPERSKY Over Lunch Seminarの存在を知っていただいたわけですが、具体的にどういう点に興味をお持ちいただいたのでしょうか。また、御社にどういった点が合うと思われましたか?

大重様:そもそも、女性を対象としたセミナーって、あまり聞かないじゃないですか。他部署との折衝も多い仕事柄、多くの人と接する機会があるのですが、男性に比べて女性の方が、子どもや家族に対する脅威を不安に思っていることが多いと感じていました。会社内での開催ですから、参加者のセキュリティの知識も同じレベルで、昼休みに集まれますし、移動の時間もないですし、あとは、お昼が付くということで(笑)、人が集まるのではないかなと思いました。

女性の方が具体的に脅威を感じている、というお話でしたが、具体的にどんな質問がありますか?

大重様:子どもに対する脅威やSNSへ写真を投稿するときの注意点などについてです。こういった質問は、不思議と男性からはないんですね。お母さんがそのあたりを気にしているのかな、という感じがします。子どもが何かすることを心配しているのもありますし、投稿する本人の「SNSでトラブルを起こさないようにしなくては」というのもあります。簡単に写真を撮ってSNSにアップすることが普通に行われていますが、「それ、本当は危険がいっぱいなんだよね?」ということで、指針を聞きたいと。それで、(セミナーで)そこを聞いてみようという話の中で(社内で)アンケートを採ったところ、さまざまなトピックが出てきたので、複数回お願いすることになりました。

SNS関連以外にどういったセキュリティに対する問題意識というか、不安や意見などを耳にされますか?

大重様:社外のセキュリティセミナーというと、ランサムウェアだとか、企業内のセキュリティに関する話がメインで、実際に自分が直面する頻度が高くない話が多いです。女性の場合は、それよりもニュースになるような、炎上とか、SNSとか、ネットショッピングや写真アップにまつわるトラブルとかがポイントになっていると思いますね。まさに、生活に根付いたところへの関心が強いです。いわゆる「普通のセキュリティセミナーではあまり教わらない」ことへの疑問が多いです。

報道があったりすると、気になりますよね。

大重様:ニュースになると、「うちは大丈夫かしら」と社員から問い合わせが来ます。普段そういったことに気持ちが向いていない人は、ニュースを聞いても「私には関係ないわ」と思ってしまう感じがあるのかもしれません。ただ、このセミナー(KASPERSKY Over Lunch Seminar)に関しては、元々セキュリティに興味を持つ人が同僚を誘ってきてくれました。誘われて参加した人の意識が高まって、その人たちが質問をしてくるようになったりしています。

理想的な広がり方ですね。

大重様:そうですね(笑)女性の口コミの力というのはすごくて。(セミナーで聞いたことを)周りの女性陣だけではなくて、男性も含め部署の人たちにも話してくれていますし、社外では保育所や幼稚園やPTAで広げてくれています。その人たちの周りは、意識が高くなっているのではないかという気はしますね。

セミナーに関しては、最初はこの方面に興味のある人に声を掛けて、参加した人が「お昼が出たよ」とか「写真アップってこんなに危ないんだよ」という話を周りにしてくれて、口コミから広がった感じです。

セキュリティの問題を対岸の火事と見る人も、危ないのは知っているけどよくわからないからいいや、と思う人もいますが、情報を得ることで「だったら自分はこういうことならできる」と調べるようになっているようです。

セミナーに参加された方は、参加前・参加後で具体的にどんな変化があったとおっしゃっていますか?

大重様:セミナー後にアンケートを採っているんですけれども(アンケートまとめシートを取り出す)

たくさん感想が寄せられていますね!追加の質問もたくさんあります。

大重様:時間内に質問できなかった、という声があったので質問を募ってみたら、たくさん集まりました。(セミナーは)ランチも含め、とても評判がいいです。

「さっそく検索してみた」「試してみた」「家に帰ってさっそく話した」とか、実際に行動に移された方々がけっこういらっしゃいますね。
(※受講者の感想は、活動報告でお読みいただけます。記事末尾でご紹介するリンクよりご覧ください)

大重様:知ることによって実際に脅威を考えるができるというのは、かなり大きいことだと思います。参加した人間は、部署に帰ってからそれなりのアクションをしているみたいです。カスペルスキーさんのアプリをダウンロードしたとか。

ありがたいことです!また、セミナー会場に来られない方でもリモートで聞けるような体制を整えていらっしゃるとうかがっております。

大重様:社内のストリーミングシステムを使って、視聴できるようにしています。セミナーの人数に上限があるので入れない人間もいますし…。それに、女性だけでなく男性も聞けるかな、と思いまして。一回多くの人にしっかり聞いてもらった方が、危険を回避できますし(笑)

具体的に「こうしたらいい」「よくない」というアクションが分かった方がいいのかもしれませんね。

大重様:(うなずく)ざっくりと「こわい」と思っていてもやり方がわからない、という感じなので。自分の生活に根づいた話だと、自分の身に起きたときのことを想像しやすいですね。

昨年は3回にわたってセミナーを実施させていただきました。今年も継続いただけるということで、今後はどういった展開を期待されていますか?

大重様:今年は2か月に1回お願いすることになっています。(世の中には)セキュリティに関するトラブルも多いですから、時流に乗った話題と言いますか、その都度新しい話題を教えていただいて、深掘りしていただいて、というような形でいけたらと思います。

最後に、これからセミナーの開催を検討されている企業・団体様へお勧めいただけるようなメッセージを頂戴できましたら幸いです。

大重様:「セキュリティセミナー」と聞くと、女性の場合、「私には分からないんじゃないか」と物怖じしてしまって参加しづらいところがあると思います。社内開催ということで、顔を知っている社内のメンバーが一緒に参加してくれる、という安心感があります。仕事の合間の40分ほどといい時間帯ですし、テーマも自分たちの興味のある範囲に絞ってもらえます。参加者からの満足度も高いので、他の会社さんにもお勧めしたいと思います。

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セキュリティセミナーというものに参加した経験のある方なら、出席者のほとんどが男性なのにお気づきと思います。しかし、それは決して女性がセキュリティに関心を持っていないということではありません。身の回りの生活に紐付いたトピックが女性にとっての関心事である、と社内外で感じてこられた大重様は、「生活に根ざした」ものとしてインターネットセキュリティを捉えられるようになる機会として、Kaspersky Over Lunch Seminarを評価してくださっていました。毎回異なるランチメニューも好評とのことです!

また、大重様はお仕事上IoTのセキュリティに関しても高い関心をお持ちです。業界としてセキュリティの標準化が進まない状況や、「売りきり」のビジネスモデルのため販売後のデバイスへのケアが及ばないことなど、この分野のセキュリティへの取り組みがまだ十分でない点を危惧されていました。私たちもセキュリティベンダーとして、情報発信やエキスパートの知見の共有などを通じ、取り組みを後押しできればと願います。

○KASPERSKY Over Lunch Seminarについて