カスペルスキー インターネット セキュリティ(カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティに同梱)をインストールした後、システム処理速度が遅くなったと感じることがあるかもしれません。これはどのアンチウイルス製品でも同じで、要はセキュリティを保つために製品がバックグラウンドで動作しているためです。とはいえ、コンピューターのパフォーマンスを上げるようにカスペルスキー インターネット セキュリティを設定することができます。以下の手順を試してみてください。
1) スキャンのスケジュールを設定する
[設定]- 虫眼鏡アイコン -[完全スキャン/簡易スキャン]-[実行方法]
表示されたウィンドウの[実行方法]タブで[カスタム]を選択し、必要な値を指定します。完全スキャンを週に1度は実行することをお勧めします。
コンピューターがアイドル状態になったときスキャンが自動的に実行されるようにするには、[スクリーンセーバーの稼働時とコンピューターのロック時にスケジュールタスクを実行する]ボックスをオンにします。
2) アップデートのスケジュールを設定する
[設定]- 地球儀アイコン -[定義データベースのアップデート]-[実行方法]
初期設定では[自動開始]が選択されています。自動アップデート設定では、利用可能なアップデートがあるかどうか製品が自動的に確認します。ウイルスの大流行があると、アップデート頻度が上がります。定義データベースのアップデートスケジュールを指定することもできます。[アップデート]ウィンドウの[実行方法]タブで[カスタム]を選択し、必要な値を設定します。これで、指定したスケジュールに従って定義データベースがアップデートされるようになります。
3) パフォーマンス設定を調整する
[設定]- 箱アイコン -[パフォーマンス]
アプリケーション同士が競合することでパフォーマンスが落ちるのを避けるには、以下のチェックボックスをオンにしてください:
- Windowsの起動後しばらくしてから保護を開始する – カスペルスキー インターネット セキュリティの起動を遅らせます。コンピューターのセキュリティレベルを下げることになるので、ご注意ください。
- 他のアプリケーションにシステムリソースを優先する – CPUやディスクサブシステムへの負荷が高い場合、スケジュール済みスキャンが延期される設定です。