Kaspersky Labは、大英帝国勲章受章者で極地探検家のフェリシティ・アストン(Felicity Aston)氏の北極探検プロジェクト「EuroArabian North Pole expedition」(英語)への支援を決定しました。アストン氏は、2018年4月に未経験者が大半を占める女性11名を率いて、北極点を目指す10日間の旅に出る予定です。
フェリシティ・アストン氏(Kaspersky ONE Transantarctic Expedition)Kaspersky Labはこれまで、複数回にわたって女性探検家を支援してきました。2009年にはアストン氏による南極探検(「Kaspersky Commonwealth Antarctic Expedition」※英語)、2011年には同じくアストン氏による単独南極探検(「Kaspersky ONE Transantarctic Expedition」※英語)、2013年にはロシア人山岳ガイドであるオルガ・ルミィヤンツェヴァ(Olga Rumyantseva)氏の7火山単独制覇プロジェクト「Kaspersky 7 Volcanoes Expedition」を支援しています。
今回の北極探検プロジェクトは、欧州とアラブ諸国の女性12名(欧州から7名、アラビア半島から5名)で構成されるチームで北極点を目指すという初めての試みとなります。経験豊富なアストン氏が率い、同氏に次ぐ経験を持つルミィヤンツェヴァ氏が加わる一行は、2018年4月初めにバルネオアイスキャンプを発ち、約10日間かけて北極点を目指します。
「この探検は北極点への到達だけが目的ではなく、挑戦の過程で固定観念を打ち破り、物事の見方を変え、新たな発見をすることを目指しています。過去2回の南極探検に続き、Kaspersky Labの今回のプロジェクトへの支援を何より嬉しく思います。なぜなら、同社の姿勢には、現状を打ち破りたいという強い願いが見て取れるからです」(アストン氏)
「私たちは企業として、プログラマーやサイバーセキュリティリサーチャーとして活躍する女性たちの高い意識と優れた感性をヒントに、若い世代の女性たちにも新しいことに果敢に挑戦して欲しいと思います。それが北極点到達であれ、セキュリティ対策に関する技能の習得であれ、私たちはそのような女性たちを全力で応援します。異なる経歴を持つ12人の冒険家が、誰もが並外れたことを成し遂げる潜在能力を持っていることを証明してくれるでしょう」(Kaspersky Lab 最高業務責任者 アレックス・モイセーエフ(Alex Moiseev))
Kaspersky Labはこの探検への支援を通じ、新しいことに果敢に挑戦するチームのメンバーが、若い世代の女性たちにとってロールモデルになることを願っています。