通信を保護するVPNサービスは、さまざまなベンダーから提供されています。カスペルスキー セキュアコネクションもその一つです。
今回の記事では、通信の保護が必要なアプリの起動を起動したときにカスペルスキー セキュアコネクションが自動で有効になるようにする方法を、Androidデバイスの場合を例にご紹介します。
- カスペルスキー セキュアコネクションを開き、メイン画面上部の右端にあるアイコンをクリックします。
- [アプリ]をクリックします。[アプリ]画面で、通信を保護したいアプリをタップします(iOS版には、この機能がありません)。
- [アプリを起動するとき]をタップします。表示されたオプションのうち[保護された通信を有効にする]を選択し、[適用]をタップします。
- メニューに[仮想サーバー]が表示されます。自動で選択されたサーバー(一番近い場所のサーバー)ではなく、別の国のサーバーを介して通信したい場合は、ここで設定します。[仮想サーバー]をタップし、リストから国を選択してください。仮想サーバーの指定ができるのは、カスペルスキー セキュアコネクションの有料版の場合です。無料版では指定できません。
- これで指定は完了です。指定したアプリを起動すると、カスペルスキー セキュアコネクションが自動で有効になり、指定したサーバーへのVPNトンネルを構築します。構築の状況は、画面下部にポップアップ表示されます。初めは[通信を保護しています…]というメッセージですが、VPN接続が確立されると[通信が保護されました]のメッセージに変わります。
このアプリがバックグラウンドで実行したままの状態で別のアプリに切り替えた場合でも、セキュアコネクションのVPN接続は引き続き有効です。
自動的に接続を保護して個人データののぞき見を防止するセキュアコネクションは、バンキングアプリやメッセンジャーアプリなどを使うときに大変重宝です。VPNの詳細については、こちらの記事をご覧ください。