※2018年7月18日更新:大会結果を追記しました
高度化したサイバー脅威は、近年、組織にとってビジネス上のリスクの一つとして無視できない存在となっています。
サイバー攻撃を受けた場合に、セキュリティを確保するともに、ビジネス継続性・生産性をどのように保つべきか。これを、シナリオに基づいたゲーム形式の演習として学習いただけるように開発されたのが、Kaspersky Interactive Protection Simulation(KIPS:キップス)です。
現実にサイバーセキュリティインシデントが発生した場合、対応を迫られるのはIT部門やセキュリティ部門だけではありません。現場の生産ラインを統括する部署、対外的対応を取る部署、上位の意思決定者など、多くの人々がさまざまな要素に対応し、判断していくことになります。KIPSの特徴は、単純にサイバーセキュリティインシデントへの対応だけでなく、業務継続性や生産性を維持しながらのサイバーセキュリティ確保という、総合的な視点を備えたところにあります。また、チームごとに競うというゲーム的要素も、特徴の一つです。
このたびは、KIPS Championship 日本大会第2回を開催いたします。今回の「石油・ガス」版のシナリオでは、舞台は油田とプラントですが、ビジネスプロセスを稼働し続けなければならない中でのインシデント対応、状況に合わせた迅速かつ臨機応変な判断の重要性など、その他シナリオと同様、幅広いビジネスに応用可能な内容となっています。また、オンラインでの参加に加え、会場にお集まりいただきゲームボードとカードを使用する集合形式での参加も募集いたします。
これまでにKIPSを経験された方々も、そして初めて挑戦される方々も、奮ってのご参加をお待ちしております。
KIPS Championship 日本大会 第2回 〜石油・ガス版〜 <終了しました>
○ 開催概要
- 開催日時:
2018年6月28日(木)15~17時
※オンラインおよび集合形式の両方での実施です。実施環境および要件は後述のとおりです。
※集合形式では印刷されたゲームボードも使います。会場は株式会社カスペルスキー 秋葉原本社。実施環境および要件は後述のとおりです。
※終了後に、振り返りを実施します。
- 申し込み締め切り:
2018年6月20日(水)18時着分まで - 参加費:無料
- 募集チーム数:
オンライン50チーム、オフライン5チーム(1チーム3名以上、先着順) - 参加方法:
以下を記載のうえ、メールにてお申込みください。
・宛先:KIPS Championship 日本大会 事務局 jp-sis@kaspersky.com
・件名:「KIPSチャンピオンシップ日本大会 2018年 石油・ガス版参加希望」
・チーム名:日本語で最大10文字まで(重複した場合は、別途変更をご依頼します)
・チームメンバー:参加者のお名前とメールアドレスを3名分以上、ご記載ください。※3名に満たない場合はご参加いただけません
・所属:参加者が所属する企業名や組織名(任意) - 表彰:
結果スコアの上位3チームに認定証を送付、また、当社公式ブログ「Kaspersky Daily」 にてご紹介いたします
※個別にインタビューをお願いする場合がございます
〇 実施環境および要件
オンライン参加の場合:Cisco WebEXを使用して実施します。
- Windows/macOS/Linux/Android/iOSなどの端末
- Google Chrome/Internet Explorer/Safariなど主要なWebブラウザー
- WebExの演習サイトへインターネット接続でき、WebExにて主催者側のモデレーターとチャットが可能なこと
- 大きめのモニターのご用意を推奨いたします
集合形式に参加の場合:演習に使用するゲームボード等一式は、会場にてご用意します。
本大会およびKIPSに関するご質問・お問い合わせは、KIPS Championship 日本大会 事務局(jp-sis@kaspersky.com)までお願いいたします。
○ Championship 日本大会結果
1 |
進捗どうですか |
2 |
HAMHAM |
3 |
D3モンスターズ |
4 |
あばれる1号2号 |
5 |
Team ANAGUMA |
6 |
温泉大好き倶楽部 |
7 |
caa77 |
8 |
PIC坂46 |
9 |
らのっくす |
10 |
ボーナス楽しみ |
11 |
八海山 |
12 |
チームなぎさ |
13 |
Team ITG |
14 |
DokuDempa |
15 |
勝ったら焼肉 |
16 |
G_SSG |
Kaspersky Interactive Protection Simulation (KIPS)とは
- KIPSはゲーミフィケーション理論に基づいて開発された、ゲーム形式の対サイバー演習です。高い没入感によって短い時間の演習で高い学習効果が得られるように設計されており、サイバー攻撃を受けている企業や組織の運用上のリスクや、投資に見合った有効な対策が学べるようになっています。
- 参加者はグループに分かれ、条件や指示が書かれた複数枚のカードと決められた予算、作業時間を有効に使い、発生するインシデントに対応しつつ5週間という仮想期間内での生産高を競います。ゲーム終了後には、どのような対策が適切だったのか、また攻撃者のシナリオと各グループの打ち手を比べながら、参加者全員がゲーム上で発生した事象に対する考察と理解を深めます。
- ゲームは組織のセキュリティ担当者だけでなく、経営者や重要インフラの現場担当者を含むあらゆるレベルの関係者を対象としており、サイバー脅威への共通の理解を深めることが可能です。
- 結果はスコアで表されるため、サイバーインシデントへの対処能力の可視化が可能です。実施に必要な時間は約2時間です。
○参考
- 第1回KIPS Championship日本大会 – 開催概要および大会結果
- 第1回KIPS Championship日本大会 – 上位入賞チームインタビュー