バナー広告(時には広告を表示する以上の場合もありますが)を目障りだと感じる人は多く、その需要を受けて、バナー広告を表示されなくするとうたうソフトウェアは実にたくさんあります。もしすでにカスペルスキー インターネット セキュリティ(カスペルスキー セキュリティのWindows版プログラム)をお使いなら、バナー広告対策機能を利用することでバナー広告やポップアップ広告が表示されないようにすることができます。
カスペルスキー プラグインを有効にする
カスペルスキー プラグインは、ブラウザー内での活動に関連する拡張機能です。主な役目は、危険なWebサイトやオンライン詐欺からコンピューターを守ることですが、バナーを非表示にする機能もあります。カスペルスキー インターネット セキュリティをインストールすると、カスペルスキー プラグインも有効になります。カスペルスキー プラグインのアイコンは、以下のように、ブラウザーのナビゲーションバーに表示されています。
アイコンが見当たらない場合は、インストール中に、カスペルスキー プラグインを無効化したのかもしれません。その場合は、こちらの手順に従って有効化してください。
バナー広告対策機能で広告をブロックする
バナー広告対策機能は、既定では有効になっていません。有効にするには、カスペルスキー プラグインのアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューの[有効にする]ボタンをクリックします。Webページを読み込みし直すと、バナーが表示されなくなっているはずです。
カスペルスキー インターネット セキュリティの設定画面から有効化することもできます。メイン画面を開き、左下の歯車アイコンをクリックすると、設定画面が表示されます。
設定画面で[プロテクション]を選択し、[バナー広告対策]をオンに切り替えます。
複数言語の広告または特定タイプの広告をブロックする
広告ネットワークは、インターネット利用者のことをよく知っていて、利用者の使用言語でバナー広告を頻繁に表示するだけでなく、それ以外の言語のWebサイトを見ている場合でも広告を表示します。当社のバナー広告対策機能は、そのような広告にも対応します。ただし、複数言語を同時に使用している場合には、それぞれの言語についてフィルターを設定する必要があります。
設定するには、設定画面で[バナー広告対策]を選択し、[フィルターのリスト]をクリックします。
特定の言語の広告をブロックするには、リスト内で該当の言語のフィルターをオンにします。
言語フィルターのほかにも、SNSのウィジェット(FacebookやTwitterなどへのリンクが付いたボタン)、登録を促すポップアップウィンドウを非表示にするフィルターがあります。これらのフィルターは、[テーマ]セクションにあります。
時に、フィルターをすり抜けて表示される広告もあります。こういった広告を、ブロックするバナーとして登録することができます。登録するには、設定画面で[バナー広告対策]を選択し、[ブロックするバナー]をクリックします。続いて、[ブロックするバナー]画面で[追加]をクリックします。
表示されたウィンドウで、バナーのURLを[URLマスク]フィールドに貼り付けます。バナーのURLは、バナーを右クリックして[リンクのコピー]をクリックするとコピーできます。
[OK]をクリックし、Webサイトを再読み込みします。
一部の広告を許可する
許可リストにWebサイトを追加することで、特定のWebサイトで表示される広告がブロックされないようにすることができます。
一番簡単な方法は、ブラウザーで設定するやり方です。該当するWebサイトを開いている状態でカスペルスキー プロテクションのアイコンをクリックし、[バナー広告対策]セクションを展開して、[このWebサイト上では許可する]を選択します。
カスペルスキー インターネット セキュリティの設定画面からも、同じことができます。設定画面で[バナー広告対策]を選択し、[バナーを許可するWebサイト]をクリックします。続いて、[バナーを許可するWebサイト]画面で[追加]をクリックします。
追加したいWebサイトのURLをコピーして[Webサイト]フィールドに貼り付け、[OK]をクリックします。
バナー広告をブロックする方法と許可する方法をご紹介しました。カスペルスキー インターネット セキュリティのバナー広告対策機能やその他便利な機能については、当社の公式ブログ『Kaspersky Daily』をぜひご覧ください。