LinkedInを安全に使いこなす方法

2016年4月25日

LinkedInは、大多数のSNSとは異なり、ビジネス指向で人脈作りに重点を置いています。しかし、以前にもお伝えしたように、どんなタイプのSNSであっても、利用者が多いほどセキュリティ問題が持ち上がる可能性も高くなります。

in_vk

プライバシー

LinkedInはビジネスに特化したサイトなので、恥ずかしい写真が大々的に公開されるリスクが問題になることはないでしょう。むしろ、その手の写真をLinkedInでシェアしているのであれば、使い方を見直してください。LinkedInはそういった目的のプラットフォームではありません。他のSNSと同様、やはりプロフィールにはかなりの情報が含まれているため、自らのプライバシー設定を把握してアカウントをきちんと保護することが何よりも重要です。

LinkedInのプライバシー設定は、やや複雑です。でも、幸いなことにすべて同じ場所で設定できます。アカウントにログインしたら、右上にある自分の写真の上にマウスを重ね、[プライバシー&設定]をクリックします。さまざまなオプションが表示されますが、オプションによって重要度は異なります。

最も重要と思われるオプションは、[あなたのアクティビティを公開する人]です。ここでは、既定の設定でもある[あなたのコンタクト]を選択することをお勧めします。これで、承認されたコンタクトだけがあなたのアクティビティを閲覧できます。また、[公開プロフィールの編集]という似たようなオプションがあり、つながりのない人に自分のプロフィールのどの項目を公開するのか具体的に指定できます。

自分のコンタクトを閲覧できる人を制限することもできます。公につながる人が多いほど、あなたの情報は誰かに簡単に調べられるようになります。自分だけがコンタクトを閲覧できるように設定すれば、プライバシーを保護できるでしょう。

最後に、LinkedInの既定の設定では、誰かのプロフィールを閲覧すると、そのプロフィールの本人にわかってしまいます。ですが、誰かのプロフィールを閲覧するたびに相手に知られるのはいや、という人は多いことでしょう。そんなときは、匿名に設定することができます。

パスワード

またその話か!と思われるかもしれませんが、いま一度。強力なパスワードは必須です。アカウントの安全性を確保するためにも、パスワードは定期的に変更し、絶対に使い回さないでください。さらに、簡単に推測されない強力なパスワードを設定することも重要です。強力なパスワードのヒントは、Kaspersky LabのSecure Password Check(パスワードチェッカー)で確認できます。

セキュリティ

ところで、求職の役に立ちそうだからと、できるだけ多くの人とつながりたくなるかもしれません。ある程度は事実とはいえ、まったく知らない人からつながりリクエストが届いても承認しないでください。まさかと思うかもしれませんが、LinkedInにもハッキングを企む人が潜んでいます(英語記事)。そうした人は、偽のアカウントを使って企業代表者の信頼を獲得し、その人やその人のビジネスを不正利用しようとしています。ですので、一度も聞いたことのない人からつながりリクエストが届いたら、[無視]をクリックしてください。

知らない人からつながりリクエストがあり、素晴らしいチャンスを与えてくれる人に思えたら 、少なくともその人のプロフィールを確認し、おかしいところがないかチェックするようにしましょう。

偽のプロフィールは、ある企業の偉い人物に見せかけることが多いようです。しかも、かなり若く見える写真が使われていることも。その若さでそれだけの地位にあるとは考えにくいので、疑ってかかった方がよいでしょう。

また、それだけの成功を収めた人物は数多くのコンタクトを持っている可能性が高いので、その人のコンタクトの数が少なければ警戒するべきです。とどのつまり、怪しいところだらけだと感じたら、つながりリクエストは承認しないでください。

偽のプロフィールを使っている人物、特にあなたのふりをしているプロフィールを発見したら、すぐにそのアカウントを報告しましょう。その人物のプロフィールで[メッセージを送信する]の横にある下向きの小さな矢印をクリックし、ドロップダウンメニューから[この方をブロックまたは報告する]を選択します。

linkedin report screenshot ja

次に、[報告する]をクリックして、そのプロフィールを報告する理由を選択します。必要であれば、さらに詳しい情報を入力することもできます。その後、LinkedInはプロフィールを審査し、偽物だった場合は削除します。

これ以外にも、LinkedInはさまざまな詐欺やフィッシングメールの標的にされています(英語記事)。こうしたメールは素晴らしい仕事やチャンスを約束するものが多いのですが、最後は何らかの金融情報を要求してきます。絶対に、LinkedInの見知らぬ情報源に金融情報を渡さないでください。スパムらしきメールを受け取ったら、必ずそのことをLinkedInに直接報告してください

以上のヒントに従えば、LinkedInのアカウントをしっかりと安全に守ることができるでしょう。他のSNSアカウントを安全に保護する方法を知りたい方は、FacebookInstagramGoogle+Tumblrについてヒントを紹介していますのでご覧ください。また、ここに記載されていない対策があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。