iPhoneとアプリストアが登場したとき、ますます緊密につながるようになった生活の中で、「それなら、こういうアプリがあるよ」という言葉があちこちで聞かれるようになりました。2016年の今、アプリは至るところで使われ、エクササイズの記録、レシピの検索、生活の効率化といったさまざまな場面で活用されています。私たちは、さまざまなデバイスでどれだけアプリに頼って生活しているのか、忘れてしまいがちです。
私自身が使っているデバイスにもアプリがたくさん入っていて、仕事と私生活の両方で活用しています。当ブログは仕事に関連する話題を取り上げるところなので、私が仕事場で日常的に活用しているアプリをいくつか紹介することにします。
SnagIt(開発元:TechSmith)
価格:5,980円
入手先: PC版
SnagItは画像、動画、音声をキャプチャできるアプリで、特に仕事用のノートPCにお勧めです。よく使うのは、仕事仲間とのメールのやり取りをシンプルにしたいとき。「百聞は一見にしかず」と言うように、言葉で説明するよりもスクリーンショットを使った方がわかりやすいからです。さらにいいのは、画像に文字や図を書き込めることです。これで、自分が必要としているものや問題の箇所を、正確に伝えることができます。
Headspace
価格: 1,600円~11,400円、モバイルアプリは無料
開発元によると、Headspaceは「心のためのジム」です。このジムでは、瞑想とリラクゼーションの手法を使い、疲れた心をほぐして元気にします。このアプリを使えば、ストレスの減少と集中力のアップを見込め、それを裏付ける科学的な根拠もあるそうです(英語記事)。私の場合、このアプリを使うと心が充電され、より生産的に過ごすことができます。誰でも忙しくてストレスの多い日がありますが、そんな時に一役買ってくれます。職場以外で心の充電が必要なときにも役立ちます。
Meditate now, tweet later.
— Headspace (@Headspace) January 20, 2016
Duolingo
価格:無料
外国語を学びたいけど時間がない、という人にはDuolingoがお勧めです。PC版とモバイル版があり、まったく新しい言語を学ぶという大きな目標にチャレンジできます。ごく気軽に学習に取り組めるようになっており、1日10分だけという目標を設定できるなど、無理のない現実的な目標を設定可能です。忙しくて外国語を勉強する時間などない!と思い込んでいた人も、実際始めてみれば、やれるものだと気付くはずです。
OneNote
価格:無料
OneNoteは、メモを取るためのアプリです。自分が作ったメモを1か所にまとめて保存し、好きなように整理することができ、会議に追われる忙しいビジネスパーソンにぴったりです。このアプリを使っている他の人とメモを共有できるので、病気などで会議に出席できなかった同僚への情報共有も簡単です。世界各地のオフィスや自宅勤務の同僚と仕事をする場合にも便利です。
LiveScribe
価格: 23,544円~(スマートペン。希望小売価格)、無料(付属アプリ)
厳密に言うとアプリではないのですが、アプリと組み合わせて使うので、特別に対象としました。LiveScribeは、手書きのメモをデジタル形式でキャプチャできる「スマートペン」です。書いたメモをただ保存するのではなく、メモをリアルタイムでデジタル表示してくれるので、書く途中で変更した内容もわかります。また、メモを書きながら音声も録音できるので、説明しつつメモを見せることができます。
リアルタイムにメモが変更されていく様子と音声を組み合わせると、会議に出席していなかった人でも、実際に参加しているような感覚になります。グローバル企業で働いていて、同僚が休みの日に会議があった場合など特に便利です。また、メモを清書したり議事録にまとめたりする中で情報が抜け落ちてしまう、という事態を防いでもくれます。