Snapchatは本当に安全か?

2016年7月4日

Snapchatが登場してまだ数年しか経っていませんが、今や人気SNSアプリの1つとなりました。1日のアクティブユーザー数が1億人を超えたと言われ(英語記事)、その数は今後も増え続けると思われます。友人にセルフィーを送信するにしろ、DJキャレド(DJ Khaled)と共に成功への旅に出るにしろ(英語記事)、誰もがSnapchatを楽しんでいるように見えます。

snapchat-privacy-security-featured

ところが、Snapchat利用者のほとんどは、投稿したものがアプリ運営者の主張するとおり「短期間」で消えるわけではないことに気づいていないようです。そのため、他のSNSであれば普通はシェアしないような内容を投稿してしまう人が大勢います(英語記事)。そこで、今回はSnapchatを安全に使うためのヒントをいくつかご紹介します。

パスワード

言うまでもなく、これはパスワードが必要なあらゆるオンラインサービスに当てはまる話で、SNSに限ったことではありません。でも、パスワードは非常に重要なので、ここで改めて強調したいと思います。パスワードは定期的に変更し、使い回しはしないでください。また、強固なパスワードを使うことも大切です。強固なパスワードがどんなものか知りたい場合は、カスペルスキーのパスワードチェッカーを試してみてください。

プライバシー

自分の生活をさらけ出すのが好きな人もいるかもしれませんが、実際に知っている人とだけシェアしたい人の方が多数派ではないでしょうか。知っている人にだけシェアするには、「マイストーリー」に投稿したものをフレンドとだけシェアする設定にします。

撮影画面にあるゴーストのアイコンをタップし、表示された画面の右上にある歯車アイコンをタップすると、設定画面が表示されます。この中で[ストーリーを閲覧できるユーザー]のメニューをタップすると、以下の画面が出てきます。ここで指定しましょう。

Snapchat View My Story JA

それからもう1つ。フレンドリストの人たちが知り合いかどうか(重要:本当に知っている人たちか)を確認してください。誰かがあなたをフレンドに追加しようとしたら、承認する前にその人が誰なのか確かめましょう。あなたを追加した人のユーザー名が知り合いではなさそうなら、スパムボットか、好奇心旺盛な他人がSnapchatを通じてあなたの生活を知りたがっているだけです。こうしたリクエストは無視するのが一番です。

最後に、イベント、祝日、特定の場所など、さまざまなテーマのストーリーをまとめて紹介する「ライブストーリー」に投稿するとき、プライバシー設定が[全員]に設定されていると、世界中の人から見られる可能性があります。ですから、投稿する前に、設定に問題がないかどうかチェックしてください。

本当にすぐ削除されるの?

Snapchatの特徴は、フレンドとシェアする写真や動画が「短期間」で削除される点です。具体的には、Snapchatで撮った写真や動画をフレンドに送信すると、そのフレンドは事前に設定された秒数(最大10秒)だけコンテンツを閲覧することができます。また、マイストーリーに投稿された写真や動画は、投稿者のフレンドリストに載っている人なら誰でも閲覧できますが、24時間後には自動削除されます。

ところが、短期間で削除されないようにする方法はいくらでもあります。特にわかりやすくて簡単なのは、携帯電話でスクリーンショットを撮る方法です。サッと操作すれば、受信したメッセージをスクリーンショットに収めるのは簡単なので、携帯電話にずっと保存することができます。あなたがスクリーンショットをこっそり撮影したことは、写真の送信者に通知されます。でも、ただ通知されるだけです。相手にバレたところで、スクリーンショットは残ったままです。

また、とても重要なことですが、オンライン上に公開した情報が本当に「消滅する」ことなどあり得ません(英語記事)。Snapchatの最新の利用規約には、Snapchatは「Snapchatで撮った写真を保存、共有する権利」があると明記されています(英語記事)。同社は、特定かつ必要な場合にのみ実施すると主張していますが、プライバシーの点で多くの問題をはらんでいます。Snapchatで写真を撮影するときは、よく考えてからにしてください。

その他のヒント

写真のプライバシーが気になる人向けに、もう1つお勧めの対策があります。それは、Snapchatと連携するサードパーティのアプリを使わないことです。こうしたアプリは、安全性に問題があります。実際、2014年に発生した写真流出事件「The Snappening」では、多くの人が痛い思いをしています(英語記事)。この事件では、SnapSaved.comというサードパーティのWebサイトにアップロードされていた90,000以上のSnapchatの写真が流出しました。きわどい写真も多く、そういった写真を撮った人たちはインターネットに公開されることなど微塵も望んでいなかったでしょう。Snapchat側も、サードパーティアプリの使用は推奨できないと述べています。この点については、同社のアドバイスに従うのが賢明です。

Snapchatのアカウントは時々ハッキングされていて、フレンドリストに登録されている人宛にスパムメッセージが送信されるのがお決まりのパターンです。自分のアカウントがハッキングされたことがわかったら、すぐにパスワードをリセットしてください。また、フレンドのアカウントからスパムメッセージを受け取ったときは、アカウントがハッキングされていることをすぐに教えてあげましょう。フレンドはその事実にまったく気づいていない可能性が高いからです。

以上のヒントを守れば、これからも安全にSnapchatを楽しむことができるでしょう。

KHALED

「ヒントに従って、成功を手に入れよう。では、また!」