スピードランの世界新記録、ウイルス対策製品オンの状態で達成される

スピードランの世界新記録。達成したのは、カスペルスキー インターネット セキュリティがバックグラウンドで稼働するコンピューターを使ったプレイヤーでした。

『Doom Eternal』の最速攻略を競うスピードランコンテストで、米国人のプレイヤーxiaeが1時間8分52秒をマークし、世界記録を更新しました(英語)。

スピードランとは何か(そして、このジャンルでパフォーマンスが重要な理由)

シングルプレーヤーゲームを最高難易度でクリアした人たちの中には、「スピードラン」に移行する人たちがいます。スピードランとは、ゲームを最初から最後まで誰よりも速くクリアするのを競うジャンルです(レベル攻略を競う場合もあります)。

スピードランでは、平均的なプレイヤーがレベル1を終わらせるよりも短い時間で、ゲームが完了します。たとえば『Doom Eternal』はクリアするまでに一般的に20時間ほどかかるゲームですが、優勝者のxiaeは1時間強でクリアしました。ゲームの中のバグを利用して時間短縮を図る人もあれば、あくまでルールどおりに進める人あり。プレイヤーによってゲームプレイに色があり、見ていて楽しいものです。

スピードランにはいくつかの基本があります。最も重要なのは、ゲームに対する知識です。知識を身に付けるには、ゲームの各局面での正しい行動を、十分に時間をかけて学習しなければなりません。ストレス管理も同じくらい重要です。猫のような反射神経と集中力が求められますから。

コンピューターのパフォーマンスも非常に重要です。スピードランでは、コンマ1秒が影響します。使用する装置のパフォーマンスが今ひとつだと(原因がパワーを無駄に食うマルウェアであろうとマルウェア対策ツールであろうと)、ゲームを素早く進めるために必要なトリックや正確性が制限を受けてしまいます。

ウイルス対策ソフトが重い、という都市伝説

今回達成されたスピードラン世界新記録が、Kasperskyにとってどれほど大きなことなのか、少々の補足を許していただきたいと思います。今もなお生きている古き伝説はさまざまありますが、コンピューターゲーム関連で言えば、「ウイルス対策ソフトウェアがコンピューターのパフォーマンスを遅くする」という伝説が根強く生き残っています。

過去には、そういう時期もありました。15年前のカスペルスキー製品は、当時のアンチウイルスエンジンのサイズがとても大きかったため、率直に言って重かったのです。しかし時が経つにつれ、当社も変化しました。都市伝説に反駁することよりも製品のパフォーマンスを向上させる方が容易であったのは、正直なところです。

私たちの製品がゲームのパフォーマンスを落とさないと自信を持って言える根拠の一つは、テストによる結果です。自社で独自テストを実施して確認を行っているだけでなく、第三者評価機関によるテストでパフォーマンス関連の賞をいくつも受賞しています。カスペルスキー製品にはゲームモードがあり、ユーザーが全画面表示でアプリケーションを使用する際にこのモードが自動的にオンになります。

ゲームモードがオンになっていると、リソースを消費するスキャンはすべて延期されます。しかし、コンピューターの保護は途切れないので、ゲーム中に攻撃を受けたりマルウェアに遭遇したりしても製品が対応します。つまり、バックグラウンドで稼働する製品による保護が有効な一方で、ゲームのパフォーマンスはその影響を受けません。

数々のテストによって私たちの製品がゲームのパフォーマンスに影響しないことが証明されてもなお、都市伝説が払拭されない。その状況に忸怩たる思いを抱き続けてきたのが、これまでの私たちでした。

Xiaeとカスペルスキー インターネット セキュリティの勝利

今回xiaeが達成した偉業に私たちがエキサイトしているのには、理由があります。彼は裏技を使わず、ゲームのバグを利用せず、わずか1時間強で『Doom Eternal』をクリアしましたが、彼の使ったコンピューターではカスペルスキー インターネット セキュリティ(カスペルスキー セキュリティのWindows版プログラム)がバックグラウンドで稼働していました。

ゲームを愛する皆様、どうかセキュリティ製品はオフにしないでください。ゲーム向けに最適化されているウイルス対策製品ならば(ゲームモードを備えたカスペルスキー インターネット セキュリティのように)、ゲームのパフォーマンスに干渉せずにコンピューターを保護することができます。Xiaeが証明してくれたとおり、セキュリティとゲームのベストパフォーマンスは両立可能なのです。どうぞご安全に!

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