中古iPhoneの購入で騙されないために

2015年2月6日

消費者間取引の市場は、あらゆる種類の詐欺師にとって格好のターゲットです。今では多くの人が、スマートフォンなどのガジェットをオンラインオークションやショッピングプラットフォーム(たとえばeBay)で買うようになりました。

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膨大な数のガジェットがオンラインで売買されていますが、人気のAppleデバイスもその一部です。スマートフォンを売り買いしようとしている人を騙す方法はいくつもありますが、今回は特に多い手口を取り上げます。

1. 価格が極端に安く、前払い

超安値だが前払いが必須、という場合は注意が必要です。売り手の言い分は多種多様(すぐにお金が必要、同じようなデバイスを2つプレゼントされた、など)ですが、安いからといって飛びついてしまうと、新品ではなく中古品をつかまされたり、壊れたデバイスが送られてきたりするかもしれません。場合によっては、何も届かないことも。なので、前金が条件の場合は、基本的に買わないようにしましょう。例外は、信頼できる売り手から購入するときです。たとえばeBayの場合なら、多くのユーザーから相当の高評価を得ている相手であることは必須です。

2. 故障したデバイス、蝋と紙で作られたスマートフォン

オンラインショップや地元の店舗が騙しにかかってくることもあります。壊れたデバイスを売りつけようとする店は、なぜ商品をすぐにチェックできないのか言い訳をするものです。たとえば「バッテリーが切れかけているので、電源を入れる前に充電しないと」と言うだとか。こうした詐欺師は経験が豊富で、騙し方もよくわかっています。

届いた箱を開けると、あらびっくり。そんな状況に置かれた人がいます。ある男性がCraigslistの広告を見て、iPad miniとiPhone 4Sを購入しました。デバイスを届けにきた男は、お金を受け取ると、止める間もなく帰っていきました。箱の中に入っていたのは、Appleデバイスではなく、溶けた蝋と紙のノートでした。

3. 中国製のiPhone…とAndroid OS

偽物とわかっていながら、安いという理由だけで中国のメーカーから偽iPhoneを買う人は大勢います。それは買う人の自由ですが、こうした偽物が本物として売られている場合もあります。中には本物そっくりの偽造品も。たとえば、下の動画ではGoophoneブランドで売られている偽iPhoneが紹介されています。偽物だとわかるでしょうか?

でも、この場合は偽物を簡単に見分けられる方法があります。偽iPhone上で稼働しているのはAndroid OSなので、デバイスの電源を入れて、サポートされているストアがGoogle Play(偽物)かApp Store(本物のiPhone)かを確かめるだけでいいのです。

4. 盗品

中古のiPhoneを買うときは、盗品を売りつけられる可能性が十分に考えられます。確実に見分ける方法はありません。そのため、間接的な情報から判断することになります。売り手のプロフィールと他の顧客のレビューを確認しましょう。売り手のアカウントから掲載されている他の広告にも目を通してください。デバイス自体をチェックするときは、箱に記載されているコード、シリアル番号、IMEI(国際移動体装置識別番号)と、デバイスの設定画面に表示される情報を比較しましょう。

5. 整備済み製品

iPhoneの工場整備済み製品は、新品よりも多少安く買うことができます。正規メーカーがデバイスの内部も外装も検査しており、どのような問題であれ、細心の注意を払って修正しています。ただし、第三者企業が修理したデバイスは、品質がよくないかもしれません。

6. リモートロックと脅迫メール

卑劣な詐欺にご注意あれ!中古デバイスを買ったところ、「iPhoneを探す」(iOS 6以降のみ)がオンのままでデバイスがロックされていた、というケースもありました。その後、犯罪者から脅迫メールが送られてくる可能性もあります。たとえば、iPhoneを盗まれたと言いがかりをつけ、警察に行くと脅す内容です。デバイスを使うためには、買う前に設定を既定の状態にリセットしなければなりません。

自分が中古のiPhoneを売る側の場合も、忘れずにデータを消去しておきましょう。そうしないと、大変なことが起きてしまうかもしれません。重要な情報をデバイスのメモリに保存している場合は特に要注意です。こんな事態になったときには、iPhoneのリモートロックを試してみてください。

7. 偽ショップと悪質な売り手、買い手

ハッカーが短期間でなくなってしまうWebサイトを作成し、このサイトをオンラインショップに見せかけて、クレジットカードなどの重要な情報を収集することがあります。これとは逆に、iPhoneを売る人が被害に遭ってしまう場合もあります。送金のためと称して詳細な銀行情報を尋ねてくるケースです。実際、こうしたデータを使って、クレジットカードからお金が盗まれるかもしれません。