Kaspersky Labの個人向けセキュリティ製品、カスペルスキー 2016 マルチプラットフォーム セキュリティが、本日よりダウンロード購入可能となりました。プライバシー、データ、ID、金銭が盗まれるのを防ぎ、さらにデバイス自体も保護する、個人で利用のお客様向けに開発された製品です。
当社実施の調査『Consumer Security Risks Survey 2015』によると、人々がオンラインセキュリティについて抱く不安は増加しています。個人情報の保護は70%の人にとって関心事であり、自分のデバイスがスパイウェアに感染していないか心配だと答えた人は61%です。また、Webカメラが悪用されて日常生活がライブ配信される事件が増えていることから、49%の人が自分のWebカメラを信用できないと回答しています。今回発売の新バージョンは、人々のこうした不安を汲み取って開発されました。また、これまでと同様に、さまざまなデバイスおよびプラットフォーム(Windows、OS X、Android)の保護に対応しています。
SNS、広告代理店、そして調査会社は、利用者がブラウザーを使って見ているもの、居場所、検索履歴といったデータを頻繁に収集しています。こうした情報には、ブラウザーを介してアクセスできるのです。集められたデータは、人々の趣味嗜好を判断するための基準として使われます。広告の表示や宣伝メールの送付にも使われますし、あなたや私という個人についての情報が他社に転売されることもあります。
Happy Hump Day! via @agent_x #privacy #security pic.twitter.com/tHAqOEMxnD
— Kaspersky (@kaspersky) November 5, 2014
バットマン「バットケイブの場所は秘密なんだ、だからチェックインするのやめろ!」
Webトラッキング防止機能は、こうしたデータをインターネットトラフィックから取り除き、リクエストがブロックされた場合には専用プラグイン(Mozilla Firefox、Internet Explorer、Google Chromeに対応)経由で利用者にお知らせします。カスペルスキー製品は、Cookieファイルから個人が特定されるのを防いだり、データを送らない方がよいサイトについて警告したりするだけではありません。こうしたデータがデバイスの外に出ていかないようにします。
他にもよくあるのは、無料ソフトウェアと一緒に拡張機能が知らないうちにインストールされ、この要らないプログラムが勝手に起動しているというケースです。この「おまけ」のせいで、ブラウザーのホームページ、既定の検索エンジン、ネットワークやシステムの設定が変更されてしまうことがあります。
プライバシー #保護 も強化: 2016年版カスペルスキー製品が登場
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それだけでなく、こういったプログラムは、利用者に関する情報や利用者がオンラインで何をしているかに関する情報を集め、さまざまな目的に利用する可能性もあります。システム変更コントロール機能は、このような勝手なシステム変更を試みるプロセスを検知して利用者に知らせ、プロセスを許可するかブロックするかを確認します。
プライバシークリーナーもアップデートされ、プライバシー保護がさらに強固になりました。ブラウザーの履歴や最近開いた文書の一覧など、Windowsコンピューターに残る操作履歴を削除する機能です。
先日、多数のWebカメラの映像を中継するWebサイトが見つかり話題となりました。この重大なプライバシー侵害は、なぜ起こったのでしょうか。 http://t.co/wB8Tuln4y0 pic.twitter.com/VnzP7rdKZ2
— カスペルスキー 公式 (@kaspersky_japan) December 1, 2014
Webカメラをハッキングして他人の生活を盗み見るオンラインの覗き屋が心配なら、Webカメラのぞき見防止機能をぜひお試しください。Webカメラの画像の横取りを防ぎ、正規アプリがカメラを使おうとするときは利用者にお知らせします。また、カメラへのアクセスをすべてブロックすることも可能です。
カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティのMac版プログラムとWindows版プログラムでは、オンラインバンキングを保護するために、独自のネット決済保護技術を採用しています。ネットショップや決済サイトが安全かどうか、アクセスしようとしているサイトがフィッシングページではないかをチェックし、安全なことを確認してから特別な保護モードでWebサイトを開きます。
『Consumer Security Risks Survey 2015』レポートによると、回答者の22%が、自分の子供がネット上で何らかのサイバー脅威に遭遇したと答え、21%が親のデータやお金の損失に至ったと回答しています。こうした背景から、受賞歴のあるペアレンタルコントロール機能(Windows版とMac版に搭載)がアップデートされました。子供がダウンロードしてよいアプリの管理、不適切なWebコンテンツやゲームへのアクセスのコントロール、個人情報漏えいの防止などに役立つ機能です。
デジタル化が進む世界に、これから出て行く子供たち。コンピューターやネットとの関わり方を、親がコントロールしてあげたいものです。iPadの設定のヒント。 http://t.co/IcZowHqpps pic.twitter.com/DE7XkadC3u
— カスペルスキー 公式 (@kaspersky_japan) December 8, 2014
その他ちょっとしたお役立ち機能として、アップデートとアップグレードを自動的に行う機能が無料搭載されています。マイカスペルスキーアカウントからリモート操作が可能です。
カスペルスキーのセキュリティ製品は、数々の第三者テスト機関から高い評価をいただいてきました。当社製品を実際にフル機能でご利用いただける、30日間無料体験版もご用意しています。この機会に、ぜひお試しください。