公共のWi-Fiネットワーク上でデータを守るには

重要な情報を送信しなければならないのに接続手段が公共Wi-Fiだけしかない。こんなときは、どうしたら?当社はそんな場合でも、しっかりサポートします。

Kaspersky Daily(当ブログ)では、公共Wi-Fiネットワークの問題点について何度か取り上げました。公共Wi-Fiネットワークには危険が潜んでいます。

そうは言っても、公共Wi-Fi以外に選択肢がない場合もあります。一方で、保護のかかっていない公共Wi-Fi上で通信されるデータを傍受するのは簡単であることを、サイバー犯罪者はよく知っています。ネットワークを監視してデータを傍受し、さらにはパスワードやその他価値のありそうな情報をひっそり集める、というのが彼らの常套手段です。

では、保護されていないWi-Fiを使うしかない状況で、オンラインショッピングやメールの送受信をする必要がある場合、どうすればデータを守ることができるでしょうか。銀行口座の認証情報やFacebookのパスワードが盗み見られないようにするには?

1つの解決策となるのが、当社のカスペルスキー インターネット セキュリティカスペルスキー セキュリティのWindows対応プログラム)の新機能である「セキュアコネクション」です。

この機能を有効するには、カスペルスキー インターネット セキュリティを開き、[便利ツール]-[セキュアコネクション]の順にクリックし、表示された画面で[開く]を選択します。

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カスペルスキー セキュアコネクションのウィンドウが開きます。カスペルスキー セキュアコネクションは、カスペルスキー インターネット セキュリティ 2017と一緒に自動的にインストールされます。このウィンドウにあるスイッチをオンにすると、安全な通信チャネルが有効になり、送信データが暗号化されるようになります。

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以上で、設定は完了です。

カスペルスキー セキュアコネクションの詳細については、当社のサポートページをご参照ください。

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