Twitchのセキュリティとプライバシー設定

Twitchアカウントを保護する方法、スパムコメントやヘイトコメントをブロックする方法、安心して楽しめるチャット環境を整える方法など。

1月末、Twitchの月間ユーザー視聴時間が初めて10億時間を上回りました(英語)。世界をリードするビデオストリーミングサービスは、着々と成長を続けています。ゲーム好きで、他の人のプレイを見るのも好きな人なら、もうサインアップ済みだろうと思います。

人気のサービスは何でもそうですが、残念ながらTwitchにも、アカウントを乗っ取る人や、スパムコメントやヘイトコメントを書き込む人が集まってきます。この記事では、Twitchのアカウントを保護する方法を説明します。普通のフォロワーの人も、トップストリーマーも、ぜひ一通り確認してみてください。

Twitchアカウントのセキュリティ

自分自身ではストリーミングをしていなくても、あまりフォロワーがいなくても、あなたのアカウントは攻撃者の標的です。アカウントを盗む目的は、アカウントにひも付いているクレジットカードを使って買い物をするためかもしれませんし、Raidでの嫌がらせに使いたいからかもしれません。ハッキングからあなたのTwitchアカウントを保護するために役立つセキュリティ設定を説明します。

Twitchのパスワードを変更する方法

何よりもまず注目したいのはパスワードです。パスワードは強力なもの、つまり、長くて推測できないものでなければなりません。自分の名前や誕生日をパスワードにしている場合は、すぐに変更してください。

Twitchのパスワードを変更する手順は、以下のとおりです。

  • 画面の右上に表示されている自分の写真をクリックします。
  • ドロップダウンメニューで[設定]を選択し、[セキュリティとプライバシー]タブに進みます。
  • [セキュリティ]セクションで[パスワードを変更しましょう]をクリックし、新しいパスワードを設定します。

Twitchで2段階認証を設定する方法

もう1つ、無視するわけにはいかないのが2段階認証(2FA)です。2段階認証を使用することで、ハッカーに対する防御がさらに1段階強化されます。アカウントに侵入するには、パスワードだけではなく、ワンタイムコードが必要になりますから。

既定では、Steamの場合と同じように、コードはメールで届きますが、それは別のデバイスでログインしようとしたときだけです。セキュリティを強化するために、どのデバイスからログインしようとした場合でも必ずコードの入力を求められるようにしたり、SMSやAuthy アプリでコードを受け取れるように設定したりすることができます。信頼性が高いのはもちろん、アプリを使う方法です。SMSは傍受されるかもしれませんし、メールアカウントはハッキングされる可能性があります。

2段階認証の設定は、[セキュリティとプライバシー]タブで行います。

  • [セキュリティ]セクションで[2段階認証を設定する]をクリックします。
  • Twitchのパスワードを入力し、続いて携帯電話番号を入力します。認証コードが、SMSまたはAuthyアプリ(Authyを利用している場合)を通じて届きます。

これで、確認コードがないとアカウントにログインできなくなりました。

他人が自分のアカウントを使っていないかどうか確認する方法

誰かのコンピューターで何かを視聴したりストリーミングしたりした後で、ログアウトするのを忘れてしまった。自分のアカウントがハッキングされたのではないかと不安だ。自分以外の誰かが自分のアカウントにログインしているのではないかと気になる場合には、以下の手順で確認できます。

  • [設定]の[リンク]タブに移動します。
  • 下方向にスクロールして、[その他のリンク]を見つけます。
  • リストに見知らぬデバイスがあったら、デバイス名の隣にある[リンク解除]をクリックします。
  • その後、万が一、アカウントがハッキングされた場合に備えて、必ず、パスワードを変更しておきましょう。

Twitchのプライバシー設定

人気ストリーマーのファンたちは、自分のお気に入りストリーマーについていろいろなことを知っています。しかし、いくら注目を集めるのが好きな人でも、ストリーミング中にヘイトをまき散らす人やボットに入ってきてほしくはないでしょうし、私生活にまで入り込まれたらたまったものではありません。それに、単なる視聴者からしても、チャットにスパムコメントが入ってきたり、ネガティブな雰囲気になったりすると気分が下がります。ここでは、Twitchで、ストリーミングや視聴を快適に楽しむためのプライバシー設定を紹介します。

Twitchで特定の人をブロックする方法

しつこくからんでくる人がいたら、ブロックしてしまいましょう。そうすれば、ダイレクトメッセージやフレンドリクエストが送られてくることはなくなりますし、ストリーミングをホストされることも、チャンネルにサブスクギフトを贈られることもなくなります。また、あなたがモデレーターではないチャットにも、ブロックした人のメッセージは表示されなくなります。

ブロックする手順は、以下のとおりです。

  • ブロックする相手の名前をクリックします。
  • カードが開いたら、点が縦に3つ並んだアイコンをクリックします。
  • [<ユーザー名>をブロック]を選択します。

ストリーミングを中断したくないときや、設定に時間をかけたくない場合は、チャットコマンドでミュートする方法もあります。

  • チャットに「/ignore <ユーザー名>」と入力します。

ダイレクトメッセージ(ウィスパー)でしつこくからまれた場合には、以下の手順でブロックできます。

  • チャットウィンドウの歯車アイコンをクリックします。
  • [<ユーザー名>をブロック]を選択します。

プロフィール設定でブロックすることもできます。

  • [セキュリティとプライバシー]タブを選択し、[プライバシー]セクションに移動します。
  • [ブロックされたユーザーを表示]をクリックします。
  • ブロックするユーザーの名前を入力します。後で気が変わった場合には、ブロックしたユーザーをこのリストから削除すればブロックを解除できます。

Twitchのダイレクトメッセージからスパムを排除する方法

「ありがたい」忠告や手厳しいレビューを送ってくる人をいちいちブロックしている時間がないならば、知らない人があなたにダイレクトメッセージを送れないようにしてしまいましょう。この場合、あなたのフレンドではないユーザーや、あなたがフォローしていないユーザー、モデレーターに指定していないユーザー、これまで一度もメッセージを送ってきたことのないユーザーは、あなたにメッセージを送れなくなります。Twitchでは、ダイレクトメッセージ機能を「ウィスパー」と呼んでいます。

ウィスパーを無効にする手順は、以下のとおりです。

  • [セキュリティとプライバシー]タブを選択し、[プライバシー]セクションに移動します。
  • [知らない人からのウィスパーをブロックする]のトグルボタンを有効に切り替えます。

これで、今後あなたにメッセージを送れるのは、Twitchのスタッフ、フレンド、あなたがフォローしている人や何らかの方法でコミュニケーションを取った人だけになります。

必要のないチャンネルのサブスクギフトをブロックする方法

Twitchでは、ユーザー同士で有料サブスクリプションを贈りあうことができます。お気に入りのストリーマーを支援したり、友達を笑顔にしたりすることができるのです。しかし、このオプションがマーケティングに使用されることもあります。必要のないコンテンツへのサブスクリプションを回避するには、フォローしていないチャネルへのサブスクギフトをブロックします。

設定の手順は以下のとおりです。

  • [セキュリティとプライバシー]タブを選択し、[プライバシー]セクションに移動します。
  • [未フォローチャンネルでギフトの受け取りをブロックする]のトグルボタンを有効に切り替えます。

これで、必要のないギフトが届くことはなくなります。

Twitchにサブスク情報が表示されないようにする方法

長いこと『リーグ・オブ・レジェンド』をフォローしていて一番高額なオプションを定期的にサブスクライブしているとか、他のTwitchユーザーへ頻繁にサブスクギフトを贈っているなど個人的なことは、他の人が知る必要のないことです。プライバシー設定では、贈ったサブスク、贈られたりしたサブスクに関する情報を非表示にできます。

設定の手順は以下のとおりです。

  • [セキュリティとプライバシー]タブの[プライバシー]セクションに移動します。
  • [アップグレードされるギフターバッジと送ったギフトの数を非表示]をオンにします。これで、ほかのユーザーは、あなたが贈ったサブスクの数を確認できなくなります。
  • [サブスクステータスを非表示]をオンにすると、あなたがどのサブスクを持っているか、またどのくらいの期間にわたって更新を続けているかが、ほかのユーザーからはわからなくなります。
  • [ファウンダーバッジを非表示]をオンにすると、あなたが特定のチャンネルの最初のサブスクライバーであることが、部外者からは見えなくなります。

Twitchのダイレクトメッセージからスパムを排除する方法

Twitchでは、フォローしているチャンネルに関するイベントの通知や、ギフトや報酬についての通知、ゲーム開発者のためのアップデート、パートナーからのマーケティングメッセージなどに関する通知が届くようになっています。興味のない通知はうっとうしいだけです。

重要なイベントに関する通知だけを受け取るようにするには、以下の手順で設定します。

  • アカウントの設定画面を開きます。
  • [通知]に進みます。
  • [Twitchのサイト上]をクリックします。
  • 表示されたリストで、興味のないイベントについての通知を無効にします。たとえば、広告の選択を解除するには、[マーケティング]のスライダーをオフの位置へ移動します。
  • [Eメール]と[モバイル]でも、同じようにして必要のない通知をブロックします。

ストリーマー向け:Twitchのチャンネルにプライバシーを設定する方法

Twitchでは、チャンネルのプライバシー設定を強化できます。チャンネルのプライバシー設定は、チャットにヘイトコメントやスパムコメントを書き込む人を排除するのに役立ちます。自分ではストリーミングしない、お気に入りのプレイヤーのブロードキャストを見るだけ、という場合には、このセクションは飛ばして構いません。

知らないユーザーからのRaid(レイド)をブロックする方法

Raidとは、ストリーマーが自分のストリーミングの最後に視聴者を別のブロードキャストへ送り込み、互いのコミュニティを成長させることができる機能です。これは強力なプロモーションツールですが、反面、何者かがヘイトメッセージをまき散らす人々をあなたのチャンネルに送り込んでくるという不愉快な事態が起きないともかぎりません。

知らないユーザーからのRaidをブロックするには、以下の手順で設定します。

  • [設定]の[チャンネルとビデオ]タブに移動します。
  • [Raid]へ移動します。
  • 部外者からのRaidを許可するかどうかを選択します。すべてのRaidをブロックすることもできますし、フレンドやフォローしているチャンネルに限定することもできます。

チャットでの嫌がらせを排除する方法

チャットが罵りあいに発展するのを防ぐために、モデレーターを指名することができます。しかし、進行中のチャットで違反者を追跡するのは簡単ではありません。AutoMod機能を使うことで、メッセージをフィルタリングし、侮辱的あるいは挑発的と思われるメッセージをモデレーションに回すことができます。また、特定のキーワードを含むメッセージが届いたときに自動ブロックが発動するように、キーワードを指定しておくこともできます。

  • [設定]の[チャンネルとビデオ]タブを選択します。
  • 画面左上の3本線をクリックし、ドロップダウンメニューから[モデレーション]を選択します。
  • [AutoModルール設定]を選択し、モデレーションに送信するコンテンツをカスタマイズします。
  • [許可された言葉とフレーズ]でホワイトリストを、[ブロックされた言葉とフレーズ]でブラックリストを作成します。

チャットからスパムを排除する方法

自分のチャットがスパムボットだらけにならないように、リンクの自動削除を設定することができます。この場合、あなたやモデレーター、管理者、VIPユーザーが投稿したものは、削除対象になりません。サブスクライバーはチャットでリンクを共有できなくなりますが、少なくとも、あなたのチャンネル経由でフィッシングサイトに誘導される人はいなくなります。

リンクをブロックする手順は、以下のとおりです。

  • [モデレーション]で[チャット設定]に進みます。
  • [ハイパーリンクをブロック]をオンにします。

Twitchチャットからボットを排除する方法

スパムボットや匿名の荒らしにつきまとわれるのを防ぐため、Twitchでは、ユーザーがチャットメッセージを送れる相手を定義できるようになっています。たとえば、不審なアカウントを一掃したり、自分のチャンネルをフォローしていない人からのコメントをブロックしたりすることが可能です。以下の手順で設定します。

  • [モデレーション]で[チャンネル特権]に進みます。
  • [メール認証]をオンにして、未認証のメールボックスを使っているユーザーのチャットを禁止します。
  • [フォロワー限定モード]オプションの隣にあるドロップダウンボックスで、視聴者にチャットを許可するまでのチャンネルフォロー期間を選択します。

Twitch以外のアカウントも保護しよう

Twitchアカウントが適切に設定されました。次は、その他のアカウントのセキュリティを考えましょう。Steamアカウントの保護については、すでに詳しく説明しました。FacebookInstagramTwitterでのセキュリティとプライバシーの設定方法については、それぞれリンク先をご覧ください。

ヒント