Digital Comfort Zone
今年は新型コロナウイルス感染症の世界的流行があり、私たちの生活に変化が訪れました。思うように外出できない日が続いたり、仕事や授業がリモートに切り替わったりして、インターネット上で何かをする機会が増えたのでした。買い物も、映画や音楽の鑑賞も、仕事も、会議も、授業も。
インターネット上で過ごす時間が多くなると、インターネットをできるだけ快適に、そして便利に使いたいと思うようになってきます。ただでさえ生活の変化によってストレスが溜まっている中、不要な広告や謎のスパムメールに悩まされたり、このWebサイトに情報を入力していいのかいけないのか迷ったりしたくないものです。
安全なインターネット利用に関するお悩みは、セキュリティ製品の利用でかなり改善されます。当社の製品が皆さまの快適なデジタル空間作りをどのようにお手伝いできるのか、シーンに合わせてご紹介したいと思います。
カスペルスキー製品でセキュリティを万全に
人がインターネット上で過ごす時間が増えたとなれば、その状況を詐欺師たちが利用するのは当然の流れです。2020年の春、エンターテインメント関連サイトへの攻撃数と業務関連サイトへの攻撃数は、いずれも増加しました。
クリックしてはいけないものをクリックしてしまうのでは、変なものを誤ってインストールしてしまったら会社に迷惑がかかる、など不安を感じていらっしゃるかもしれません。でも、怪しいWebサイトや怪しいファイルは、セキュリティソフトウェアを使うことで遠ざけることができます。間違ってフィッシングサイトへのリンクをクリックしてしまった、怪しげなファイルをダウンロードしてしまった、そんなときには当社のセキュリティ製品がブロックします。
ネット決済保護：オンラインでのお買い物を守る
普段は実店舗での買い物を好む人も、今年はオンラインストアを利用するようになりました。しかし、クレジットカード情報やオンラインストアのアカウントはサイバー犯罪者に狙われやすいため、インターネット上で買い物をする場合はセキュリティを強化する必要があります。
カスペルスキー製品の「ネット決済保護」機能は、ブラウザー内に安全な領域を作って決済データを保護し、フィッシングや中間者攻撃などから取引を守ります。この機能はカスペルスキー インターネット セキュリティ（カスペルスキー セキュリティのWindows対応プログラム、Mac対応プログラム）に搭載されています。
カスペルスキー セキュアコネクション：データ通信の番人
保護が必要なのは、金銭取引のデータだけではありません。インターネットで送信するデータは、基本的に攻撃を受けやすい（盗み見されたり妨害されたりしやすい）ものです。仕事、他人との連絡、イベント参加をリモートで行う人にとっては、特に問題です。それに、やり取りする情報が取引の機密情報であろうと個人的な話であろうと、そもそも他人に知られる筋合いはありません。
自宅のネットワークだったら、アクセスできるのは基本的に自分と家族だけです。仕事で使うネットワークの場合は、会社がセキュリティを保っています。しかし、カフェや屋外のWi-Fiネットワークのような公共の（誰でも利用できる）ネットワークでは、通信内容を誰かに見られてしまう可能性があります。たとえば、オンラインストアやSNSへのログインパスワードを、誰かが途中で傍受するかもしれません。
そこで役立つのが、仮想プライベートネットワーク（Virtual Private Network：VPN）です。VPNを使用すれば、公共ネットワークを利用するときも、誰かに通信を見られる心配をしなくて済みます。カスペルスキーのVPNアプリであるカスペルスキー セキュアコネクションには、通信が保護されない状態でインターネットを利用する瞬間ができないように、VPN接続が途切れると復旧するまでインターネットアクセスを自動的に遮断する機能があります（有料版のみ）。
Webトラッキング防止：しつこい広告による追跡を阻止
インターネットを利用していると、さまざまなものによって行動が追跡されます。Webサイト、検索エンジン、分析サービス、SNS…これらは皆、広告の効果を上げるために、インターネットユーザーが何を見てどれをクリックしているのかを見ています。自分の行動を追跡されるのは危険なこととは言い切れませんが、迷惑だと感じる人もいらっしゃることでしょう。
カスペルスキー製品には、こうしたトラッキングを受けないようにする「Webトラッキング防止」機能があります。インターネット上での人々の行動を追跡するために使われるトラッキングツールを、ブロックする機能です。自分の取った行動が追跡されなくなれば、自分向けにカスタマイズされた広告が表示されて煩わしい思いをすることもなくなります。
カスペルスキー パスワードマネージャー：パスワード関連はお任せを
使用するオンラインサービスの数が増えると、アカウントとパスワードの数も増えていきます。ログインIDやパスワードを覚えていられなくなって、いっそのことその都度パスワードをリセットした方が早いと思うかもしれません。
この「ログイン情報をいちいち覚えていられない問題」を、1つのパスワードを使い回すことで解決しようとする人は少なくありません。しかし、パスワードを使い回していると、どこかでアカウント情報が流出した場合、同じパスワードを使っている別のアカウントも乗っ取られてしまう可能性があります。
必ずアカウントごとに別のパスワードを作成することを、私たちは強くお勧めしています。カスペルスキー パスワードマネージャーに記憶させておけば、一つ一つ覚えていなくても大丈夫です。このほか、パスワードを作成するとき、破られにくいパスワードを提案してくれる機能もあります。
ゲームモード：ゲーム中でも邪魔せずデータを保護
ゲームで重要なのはパフォーマンスです。処理スピードが落ちないこと、途中で止まらないこと、と言い換えることができます。ところで、サイバー犯罪者はゲームアカウントに強い関心を示しており、しばしばハッキングや詐欺を仕掛けてきます。そのためしっかりとしたサイバーセキュリティの対策が必須なのですが、セキュリティ製品が動いているとパフォーマンスが影響を受けるのでは、と心配して保護機能をオフにする人もいらっしゃるようです。
当社の製品には、ゲームの邪魔をすることなく保護を継続できる「ゲームモード」があります。今年行われた『Doom Eternal』のスピードランコンテストで世界新記録をたたき出したプレーヤーのマシンでは、カスペルスキー インターネット セキュリティが稼動していました。ゲームモードのおかげで、パフォーマンスへの影響はわずかで、このプレーヤーはゲームを1時間強でクリアしました。
カスペルスキー製品で作る快適空間
この通り、快適なデジタル空間を作るのは難しいことではありません。セキュリティ製品をうまく組み合わせて、ご自分に合った安全な環境を作り上げてくださいね。
各製品の詳細については、それぞれリンク先のページをご覧ください。
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