世の中にはセキュリティ製品が星の数ほどあり、競ってアピールしています。そんなにセキュリティに詳しくない人は、どうやって製品を選ぶべきなのでしょう?目を引かれるのは宣伝文句かもしれませんが、重要なのは「事実」です。
ここに登場するのが、第三者機関によるテストです。第三者機関の専門家による評価が信頼に足るものであるのは、テスト結果をあるがまま示しているからです。そのうえで、さらに偶然性をできるかぎり抑え、よりいっそう有意義な総合的評価を得るには、複数の第三者機関による評価をまとめて検討するべきなのでしょう。しかし、評価機関同士が連携して全体的な評価を出すことはありません。そこでKaspersky Labは、セキュリティ製品に関連するあらゆる評価情報を把握しやすくするために、さまざまな第三者機関によるテストの結果をまとめ、年に一度TOP 3プロテクションとして発表しています。
「TOP 3」という指標
TOP 3プロテクションの評価は、世界中で信頼されている最大手の評価機関、AV-Comparatives、AV-Test、SELabs、MRG Effitas、Virus Bulletin、ICSA Labs、PC Security Labsによるテストを基に算出されています。一般的なテストだけではなく、特定のタスクを見るテスト(ランサムウェア対策機能のベンチマーク、Android対応保護メカニズムの分析、誤検知率の測定など)も評価対象です。
TOP 3プロテクションでは、各ベンダーの製品ごとに、1年間に受けたテストの回数、上位3位までに入った回数、1位になった回数の3つの統計値を見ています。より公正に評価するため、第三者機関の専門家によるテストをほとんど受けていない(テストへの参加率が35%未満の)ベンダーは含まれていません。
2017年のTOP 3プロテクションには、Avast、AVG、Avira、BitDefender、ESET、F-Secure、G DATA、McAfee、Microsoft、Sophos、Symantec、Trend Micro、Kaspersky Labなど合計133社の主要なセキュリティ製品ベンダーが登場しています。評価の詳細については、こちらをご覧ください。
最高の成績
2017年、圧倒的な成績で首位だったのはKaspersky Labでした。これで5年連続の首位となります。当社の製品は最も多くテストに参加し(86回)、そのうち上位3位までに入った割合は91%に達しました。内訳は、上位3位までの入賞が78回、首位が72回です。参考までに、2位となったBitDefenderのテスト参加回数は61回、上位3位までに入ったのは44回でした。
Kaspersky Labは、技術の向上とITセキュリティ分野における長年の経験によって、あらゆる脅威からお客様のデバイスを守ります。当社製品が2017年に授与された賞については、こちらの記事をご覧ください。