SNS利用者はまだまだ不注意

2016年2月16日

SNSの一般的な使い途は何でしょうか?友達と連絡を取る、笑える動画を見る、最新のニュースを見る…だいたいはそんなところでしょう。FacebookなどのSNSは、一見すると安全で居心地の良い仮想世界です。他の人たちの様子を見ることができますし、他の人たちも自分の様子を見ることができます。もしかすると、SNSの一番いいところは、文字どおりどこからでもアクセスできることかもしれません。それこそ、暖かく快適なベッドの中からでも。

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みんな、自分の生活のさまざまな場面を共有することに慣れっこになりました。海外旅行やら高価なプレゼントやらを、FacebookやInstagramに投稿している人は大勢います。中には、どうしても自撮り写真を投稿したり、行く先々でチェックインしたりしないと気が済まない人もいます。そうすればフォロワーや購読者を増やせますし、喜んでもらえますから。でも、SNSを利用するのは、ごく普通の人たちだけではありません。スパイ、嫉妬に駆られて情緒不安定な元恋人、そしてサイバー犯罪者にとっても、SNSはありがたい場所なのです。

「知らない人と話をしてはいけない」と誰もが幼いころに教わったはずですが、FacebookやInstagramなどのSNSとなると、そのことを忘れてしまいます。Kaspersky Labが実施した最近の調査では、SNS利用者の28%がプライバシー設定に無関心で、自分の投稿や写真をすべて一般公開していることがわかりました。

バーチャルな「友達」に無頓着な人も大勢います。調査対象者の10人に1人は、友達リクエストを受け取ったら、まったく面識のない人であっても、1人残らず承認しています。3人に1人は、共通の友達が2~3人もいれば、知らない人とも友達になるそうです。でも、友達はその人のことを本当に知っているのでしょうか?赤の他人だけど頼まれたから承認しただけかもしれません。

こういう「フレンドリーな他人」は、何かを買わせようとしてくる可能性が大です。アフィリエイト先のオンラインストアの商品を、欲しくもないのに宣伝してきたり。よくあるのは、ダイエットグッズやジムの売り込みです。ほかにも、深夜のいかがわしいWebカメラ「チャット」のボットという場合も。スパムメッセージを送ってくるだけならまだいい方で、最悪の場合、本物のサイバー犯罪者ということもあります。

ここまで見れば、SNSが安全というのは錯覚だと言えるでしょう。部屋にこもってインターネットを見て回っていると、こういう錯覚に陥ります。バーチャルの世界は家から遠く離れたところにあって、私たちのデータは国を越えたバーチャルな場所に保存されています。そのデータが保護されていなければ、誰でも持ち出し可能です。そういう事件はしょっちゅう起きています。

そのため、どんな種類の個人情報を自分がネットに公開しているのか、またはソフトウェアの開発元やネットショップなどの第三者組織に共有しているのか、用心の上にも用心深く決めることが大切です。

まだSNSで何も対策をしていないという人は、今すぐやりましょう。以下を参考にしてください。

それから、大事なことですが、知らない人が送ってきたリンクは、悪意あるWebサイトにつながっているかもしれません。クリックしないでくださいね。