カスペルスキー インターネット セキュリティ(カスペルスキー セキュリティのWindows対応プログラム)の最新バージョンは、不要なプログラムのインストールをブロックする機能を備えています。このほかにも、すでにシステム内に入り込んだソフトウェアを削除する機能があります。インストール済みプログラムを分析して、問題のある不要なソフトウェアを検知する機能です。
プログラムはそれぞれ、「どのようなふるまいをするのか」を基準に評価されます。たとえば、利用者を怖がらせて不要なものや危険なものをダウンロードさせようとするふるまい(「警告!コンピューターがウイルスに感染しました!今すぐここをクリックしてWindows Antivirusを購入してください!」など)は、「不適切なふるまい」と判断されます。他にもよくある迷惑なふるまいには、こっそり別のソフトウェアをインストールする、閉じようとしても閉じない、ユーザーの許可なくポップアップを表示する、などが挙げられます。プログラムのアンインストールをしようとしてインストール済みプログラムの一覧を表示したとき、そこに表示されないプログラムも減点対象です。
重大な脆弱性を抱えているのに、開発者が既知のバグを放置しているソフトウェアも削除候補になります。ソフトウェアの脆弱性は非常に深刻な問題であり、脆弱性を抱えるプログラムはシステム全体を危険に晒します。
システムをスキャンして不適切なふるまいをするプログラムがないかを調べ、不要なソフトウェアのリストを生成するには、以下の手順を実行します。
- カスペルスキー インターネット セキュリティを開いて、[便利ツール]ボタンをクリックします。
- 表示された画面の左側で[ソフトウェアクリーナー]を選択します。
- [ソフトウェアクリーナー]画面で[実行]ボタンをクリックし、インストール済みソフトウェアの分析を開始します。
- 「!」マークが付いた三角形のアイコンの近くにあるリンクをクリックすると、検知されたソフトウェアを確認できます。検知された各プログラムについて、望ましくないと判定された理由が説明されています。
- 検知されたソフトウェアをアンインストールするには、[削除]ボタンをクリックします。残しておきたいソフトウェアの場合は、[非表示]ボタンをクリックして、例外リストに追加します。
ソフトウェアの削除の詳細については、当社のサポートページをご覧ください。